デスカイザーのラノベ日誌

ライトノベルの感想を……綴るっ!

日記+ライトノベルの感想(ネタバレ要素を多分に含みます)

たまにFGOやパズドラの攻略とか、元ネタ調べてみて面白かった事なんかも書きます

今日のラノベ!

異世界駅舎の喫茶店

宝島社より
『異世界駅舎の喫茶店』です。



【あらすじ】

タクミは電車で眠っていたはずだった。しかし、目覚めるとそこは、蒸気機関車が牽引するクラシックな列車の中。車窓には田園風景が広がり、隣にいたはずの妻は、猫耳の少女・ニャーチになっていた。終着駅で出会った駅長から、異なる世界が交わる現象“時線の転轍”に巻き込まれたのだと告げられた二人。途方に暮れる二人を見かねた駅長の計らいにより、タクミとニャーチは終着駅・ハーパータウンで、喫茶店『ツバメ』を営むことになったのだった。駅を乗り過ごしてしまった少女とまかないのハンバーグ。常連の老人とモーニングサービス。新聞売りの少年は特製サンドイッチを仕入れに来て、目利きの女性銀行家が予約したのは「あっと驚くような」メニュー。駅には毎日、いろんな出会いがやってくる。



感想:★★★★★

むねはいっぱいに、おなかはぺこぺこに。



ひょんなことから異世界に迷い込んでしまった新婚夫婦(妻は猫耳少女化)が営む駅ナカ喫茶店を舞台にした物語。
駅という立地を活かした設定と、喫茶店ものならではの落ち着いた雰囲気が調和してとても穏やかな気持ちで読めました。




まず何よりも料理が美味しい!
……うん、美味しそうとかじゃないよね、絶対美味しいもん。
タクミやその弟子ロランドの主観でどんな調理をしているのか辿るので、調理の音とか見た目とかから想像を掻き立てられて。
初めて見る料理を前にしたお客様の主観で、その料理がどんな見た目・香り・味なのかを丁寧にレポートしてくれて。
もう本当にお前ら評論家にでもなれよ!ってくらい繊細な味の違いまで語ってくれやがるのでうらやま死ですようらやま死!
俺にもそのランチ食わせろぉぉぉぉおおおおおあああああああ!!!






タクミとニャーチが迷い込んだ世界はこちらの世界の150年ほど前の文明と同じくらい、蒸気機関は実用化されているが電気は未発達なくらいの文明。
しかしそこに加わるひとつの制限。




そう、小麦が無いのである。




正確には存在はするものの、ひどく高価なものという位置づけ。
名古屋生まれの作者+喫茶店ものということもあり、異世界名古屋めしという新しいジャンルが爆誕することを密かに期待していましたが、よくよく考えると鉄板ナポリタンが完封されているという。
マイスブレッド使った小倉トーストなら……あれ?美味しそう?

この小麦が無いという制限と、冷蔵庫が無いという文明的制限のせいでタクミは四苦八苦。
そこで無いものをどう代替していくのか、どんな文明を“仕入れて”お客様に喜んでもらうか。
いやぁ、異世界モノの良さがうまく引き出されています。




そして喫茶店に訪れる様々な人たち。
普通のお客様はもちろん、食材や器材を納品してくれる業者さん・農家さん、事情がありそうな人、間違えて来ちゃった人、高貴な方、etc…。
「喫茶店を目的に来た人」と「駅の利用を目的に来た人」が入り混じっているのが面白かったですね。
他の喫茶店モノだと、ここまで入り混じることはあまり無いですからねー。

お客様へのアプローチ方法が増えて忙しいにも関わらずタクミの接客は充実していて、とてもタメになります。
おめでたを察したり、駆け落ちを察したり、文章を読んでいたらそこそこ分かりますが、いざ自分がタクミの身になった時にそれに気づけるかと言われると自信はありません……。
普段からの落ち着きようも含めて、タクミさん本当に尊敬します!




では残りの感想は読書メモと共に。
ここからが本番!



~memo~




目次
⇒まさに喫茶店のメニュー!というデザインで素敵です!
こういうさり気ない遊び心が没入感に関わってくるんですよ……!



9p:時線の転轍
⇒鉄道が線路を変える時の、何か隣りの線路にウネッってなってるやつを転轍機って言うんですが、線路を世界戦に見立てて別の世界線に迷い込むことを転轍と表現したこの発想に脱帽。
「あ、この作品面白いぞ!絶対面白いぞ!」って確信したのはこの言葉が始まりですね。




41p:笑顔
⇒美味しいものを食べたら笑顔になるし、
それを見た作った人も笑顔になるし、
それを見守っている我々も笑顔になる。

ので、ここ読んでいる時に電車の中でニヤニヤしてしまったのは万物不変の真理による不可抗力である(Q.E.D.)




53p:夫婦
⇒寝起きのやり取りの尊さで白くなりそう!
ニャーチは転轍前の記憶がおぼろげにしかなく(231p)、人格は完全に別になっているらしいですが、それでも二人の会話や意思伝達を見ていると愛し合っているんだなぁ、というのが伝わってきます。



59p:商売の基本は誠実さ
⇒見ている人はちゃんと見ているんですよ。
真面目に、真摯にお客様に向き合う姿を見せられて、自分にそれを手助けする手札が生まれたとしたら手伝いたくなるじゃないですか。
相手への親切は巡り巡って自分に戻ってくるもの。
それを意識しすぎるのもまた良くありませんが、目先だけに囚われない価値の生み出し方みたいなものをこのシーンから感じ取った……ような気がします。




146p:国力の発展
⇒これも↑に通じるものがありますね。
軍需産業が人々の生活を豊かにしてきたことは歴史を紐解けば明らかですが、それだけが国力を上げる術ではない!というのをいち早く気づいたグスタフさん。
国の力とは民草の力。
雑草は踏んでも起き上がるが、肥料をまけば凄いことになる。
……なんか言いたかったことと違う…。



151p:駆け落ちだー!ヒュー!
⇒男女二人の登場シーンで全てを察してとりあえずメモで煽ってみたけど、このあとの展開的に非常に申し訳ないというか、自分の至らなさを痛感するばかりであります。はい。



166p:三
⇒何かを続けようとするとき、三のつくタイミングで変化を求めたくなるというタクミの言葉。
今のところ色々とすぐ辞めることに定評のある人生を送っているのであまり当てはまるタイミングは無いんですが、記憶が正しければブログ開設から3年目にタイトルが変わり、さらに3年後にブログの引越しをしていますね。
……えっ、このブログ、内容の紆余曲折とかあるけど存在自体はもう6年……?



192p:都市名、由来ある…?
⇒さぁ、どうでしょう!!(全投げ)
後でじっくり考えてみます。
ついでにですが、食材は確認した限りでは全てスペイン語っぽいです。
トマトはトマトでしたが。
多分発音が「トマト」と「トマテ」の間なんですよ……表記はtomate



223p:氷みつ
⇒かき氷にシロップの元ってあるんだ!
っていうマジもんのメモです。



225p:レモンの作用
⇒ゼリー状のジャムが溶ける!へぇ~…!
っていうマジもんのメモです。



228p:荷物を受け取る
⇒お客様の荷物を自然と受け取り先導するタクミを見て、ふとコンビニのタバコの年齢確認でどうたらこうたらしていた件を思い出しました。
なぜそれが出てきたのかは分からない、ということにしておきますが二言だけ。
客とスタッフは、どちらかが傲慢になった時点でその関係性が破綻するようにできているのかもしれません。
スタッフの面目を立たせるというのも客のステータスなのでしょう。



241p:あっ、もう1年以上……
⇒思っていた以上に時間経過が早くてびっくりしました。
この後のエピソードで「異世界に来てから3回目のニャーチの誕生日を祝う」という話があってさらにびっくり。
料理は一日にして為らず。
ロランドの成長が伏線だった……!



286p:シグナル
⇒発熱に痛みが伴うのは比較的良いシグナルなんですって!!
っていうマジもんのメモです。

……役立てようにもここ何年かは、明らかに風邪ひいてるのに熱が出なくて長引くんですよね(遠い目)
ウイルス性胃腸炎の時くらいですよ……高熱出たの……。



305p:はい、特定班出番ですよ!
⇒世界遺産、桜の老木、展望席のある特急列車とこれだけヒントがあったら特定できそうなので、後で挑戦してみます。
姫路城とか、京都とか、奈良とか、岐阜とか、意外と候補は多い……。



308p:ニャーチ!
⇒ニャーチって猫耳少女化する前からのあだ名だったのかよっっっっ!!!!!!!

この本で唯一声出してツッコミ入れたシーンになります。



311p:コンポタライス
⇒要するにとうもろこしがたくさん降りかかった米ですもんね?
想像上は美味しいです。想像上は。
今度試してみましょう!Twitterにあげます!

耐熱皿にコンポタライス敷いて、その上にちぎったマイスブレッドあるいは食パン、粉末コンソメ、薄切りにしたセボーリャ、仕上げにケッソを軽くかけてトースターで180℃4分くらいしたら更に美味しそう。




322p:パエリア
⇒異世界にもパエリアは存在するのか……。
さすがのスペインっぽさ。
……スペインの風土について調べたら、気付かなかった小ネタに気づけるかも…?
…………となるとスペインはカツオの漁獲量がそこそこあったりするのかな?




~memo~



美味しい料理が出てくるラノベは、それだけでお酒のおつまみになるのでとても良いですね!
妄想の料理に舌鼓を打ち、心温まるエピソードに胸を打たれ。

そうですね……。
次巻以降への期待としては……何といっても鉄板ナポリタンの登場が待たれます!



今回も長々と失礼致しました!
これでも当初予定よりは短くまとめたんですけどね!読書メモが膨大でして(^_^;)

以上!



異世界駅舎の喫茶店
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宝島社
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どもー。
デスカイザーです。


もっと早くAタイプに出会っていれば、こんな人生にならなかった。
……んなこたない。



今日のラノベ!

回復術士のやり直し 2

角川スニーカー文庫より
『回復術士のやり直し 2 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~』です。



【あらすじ】

「一緒に旅をするんだから仲良くなっておいた方がいいと思うんだ。フレイアもセツナを可愛がってやってくれ」「3人でなんて恥ずかしいっ。見ないで!」襲撃を退けたケヤルガはHな旅の道中を楽しみながらも着々と復讐の準備を整えていた。そんな中ジオラル王国最強戦力、剣聖クレハ・クライレットが回復術士討伐に動き出す。「色々利用出来る女だ。たっぷり可愛がってやるか―」最強の回復術士は如何にして剣聖を制するのか!?



感想:★★★★★

復讐の連鎖が止まらないっ!!



ケヤルガが追っ手を退ければ、それを越える規模の策を打ち出す王国。
そしてその策がケヤルガの「復讐ライン」に触れ、再び血の粛清が始まる、と。

王国は金と権力、ケヤルガは回復魔法をそれぞれ容赦なく使っているので、見ていてドキドキします。
特に今巻から王国側で登場しているフレアの妹・ノルンの存在が明らかになってからはそれが増したように思います。

というのもそれまでの王国は慣例的というか、「ケヤルガ」という個人を追い詰めているのではなく「1人の犯罪者」を捕らえようとしかしてなかったんですよ。
フレアがおらず、レナード近衛騎士隊長も不在だったのが原因ですね。
それが今巻ではレナードも復帰し、ノルンというフレア以上に極悪な王族が出てきたことで捕縛対象が「1人の犯罪者」から「ケヤルガ」に明確になりました。
なので、ケヤルガが万全の策を用意しているのだとしても、それを超えた状況・策が繰り出されてしまうのでは?という疑心がノルン出現以降生まれたわけです。
現に、ケヤルガが救おうとした村人はケヤルガの想定を超え毒薬で殺されてしまいました……。
【癒】の勇者たるケヤルガが少しでも想定していたなら、コロシアムに下りた瞬間回復魔術を村人全員にかけていればこの事態は防げましたから。



復讐の舞台がワンサイドゲームではなくなったことが、3巻への期待を否応なく高めます。
ノルン VS ケヤルガ
最高の頭脳を持つ二人による駆け引きが楽しみじゃ!!!




~memo~


11p:レナードの頭脳
⇒初手でケヤルガにしてやられ、さらに行動理由の大体全部がフレアへの愛欲なので忘れがちですがレナードは近衛騎士隊長まで上り詰めた人間。
仮にもフレアやノルンが牛耳る国の軍隊、家柄や媚びだけではここまで来れないでしょう。
フレアが死んでいない可能性に気がついたことで、それを我々に証明してくれました。
……だからといって、ケヤルガに叶うわけもないんですがね!



128p:愛着、フレアにも
⇒物語開始当初から復讐名簿の一番上に輝いていたフレア(フレイアとして行動してますが)に愛着が湧くという緊急事態。
セツナに愛着が湧くのは良いでしょう。
悪人にとってかわいい手駒ほどの弱点は無いですが、かといってずっと単独行動するわけにもいきませんから。
ですが、復讐の一貫で共に行動させているフレアに、となると話は変わってきます。
復讐にブレが生まれるのは、破綻の始まり。

「フレイア」に「フレア」を演じさせ、彼女の魔法の応用性を跳ね上げ、フレア時代の関係者と顔を合わせ。
いくら記憶を消したからといって、ここまで条件が揃ってくると何時記憶が戻ってもおかしくないんじゃないかとハラハラします。
しかも「ケヤルガは世界に【回復】する前、廃人状態から意識が戻ったことを1年以上隠し続けてきた」という伏線もあります。
フレアが復讐者として牙を出すとしたら、恐らく以前のケヤルガと同じく復讐対象が目的を果たし気を抜いた時。
……物語の終わり方が見えてきました。



161p:バカさのツケをケツで払う
⇒うまいっ!!



199p:フレアが怯える
⇒ノルンに対しての評価で、今後の期待が高まったのは前述の通り。
逆に、フレアという「最高の復讐相手」にどう復讐していくかが楽しみだったのに、その復讐が終わる間もなくフレアを越える悪が登場してしまったのはどうかなー、と思うところもあります。

記憶を消した状態でフレアがノルンを手にかけ、それを記憶が戻った時に後悔させるという手もありますが、身内とはいえ怯えていた相手にそんなことをフレアが思うか?という疑念もあったり。



212p:楽しい
⇒復讐は趣味と断言したケヤルガ。
人生の原動力にしてしまうか、人生を楽しむためのスパイスとするか。
いずれにせよある程度狂ってないとできませんが、後者のほうがより狂っているのは間違いないでしょう。
故に面白いんですよー!!



270p:魔族
⇒この世界での魔族は、魔物を従えるもの。
拡大解釈すれば、セツナの言うとおり人間も魔族足りうるんですよね。
1周目の世界の魔王の「守れなかった」発言だったり、魔族と人間が共存している街だったり。
人間は善、魔族は悪という固定観念は、この作品でも適用されそうにないですね。





~memo~


そういえばHシーンについて言及してませんでした。

3Pは良いぞ

↑読み方はおまかせします
すりーぴーすかもしれない



剣聖クレハについても書いておかねば。

フレアの記憶が戻ったら二重スパイ。
そうでなければ都合の良い女。
彼女が物語を大きく動かすとしたら、それはこの物語が終わる時なんじゃないかな!!






以上!


どもー。
デスカイザーです。


1/10。
ここ5年の間に3回体調を崩している死の一週間に突入しました……。
暖かくして部屋の乾燥にも気を使っているつもりなんですが、この時期の体調管理は難易度が高すぎます!
今も好調とは言えず、さりとて崩しているというわけでもなくという危ない状態。
社会人ですからね、今まで以上に気をつけねば。


余談ですが、統計範囲を1月全部に変えると体調崩す確率は100%になります




今日のラノベ!


あなわた

ダッシュエックス文庫より
『貴方がわたしを好きになる自信はありませんが、わたしが貴方を好きになる自信はあります』です。



【あらすじ】

神谷誠一郎、二十八歳。職業は猟犬―吸血鬼を狩る者。ある夜、彼のもとにひとりの少女がやってきた。綾瀬真、十四歳。世界で唯ひとりの『生まれつきの吸血鬼』。とある恩人の縁を頼ってきた彼女を誠一郎は受け入れ、ふたりは同居生活を始めるのだが―いつしか彼らは、吸血鬼の謎をめぐる思わぬ事件に巻き込まれていく。年の差十四歳、狩る者と狩られる者の危険な恋物語、開幕!



感想:★★★☆☆

天使☆降臨っ!!
キタ━(゚∀゚)━!




というわけで久々に表紙買いです。
いわゆる「ねっ、せーんぱい?」のポーズ。
真のことだからこちらの庇護欲を掻き立てるようにしっかり計算してるんでしょうよ……



吸血鬼ハンターの男と、生まれつき吸血鬼の美少女の危険な恋物語。
正直すっごく……評価しづらいです。

200ページという昨今のラノベの中では薄めに分類されるボリュームの中で、キャラの魅力がしっかりと、表紙から受けていた期待以上に伝わってきたというのは良いポイント。
真が、誠一郎を精神的に振り回しつつも理論と軸をずらさない立ち回りをする“賢い”子だということ。
誠一郎が、自虐できるくらい客観視しつつもルーチンを大切にし、無意識レベルでハードボイルドであろうとする人だということ。
単純が故に読み易く、裏がいくらでもありそうなのでこの先の展開に期待が持てます。


その一方で、ストーリーはその読み易さが仇になっているように思いました。
誠一郎の周辺キャラの紹介が終わったかなー?というところで既に残り50ページ。
ちょうど先日Twitterで呟いた「左手で察する」というやつです。



ダイジェスト的に真が攫われ、問答して、戦って……を30ページ。
「仮にも真の正体に関わるところだろ!?」って思うほどの淡白さ。
ともすればここも敵さんのキャラ見せって括れちゃうほどです。


この淡白さは、この物語があくまでも「誠一郎と真のラブコメ」であって「謎を抱える美少女吸血鬼を巡る奇譚」ではないことを示していますが……。
最後の2ページで真実をドバドバ流してきたことが衝撃的で読後1分くらいは「良作!」って思ってましたが、振り返ってみると内容の無さが凄いです。
でもその内容の無さがつまらないというわけではなくて、むしろその何もない感じに愛おしさを感じている面もあるんですよねー!
吸血鬼と吸血鬼ハンターがひとつ屋根の下にいるのに、「かびの生えかけたパンが良い」「いいえしっかりしたものを食べてもらわないとっ!」ですからね。


んー、語弊を恐れずに言えば面白くはないです。
でも「キャラに惹かれる」ことを目的とした物語なので何も問題がないんですよ。

……という理由で非常に評価しづらいです。



以下、読書メモをもとに掘り下げ



~memo~


40p:安心してください、ハッピーエンドです
⇒『もんラブ』っていう前科のせいで、結ばれてハッピーエンド→からの即デッドエンドくらいは覚悟してました。



55p:豹変
⇒この作品が「真と誠一郎のラブコメ」であることを確信した瞬間ですね。
このシーンまでは大人びて理知的で良い意味で年齢不相応な態度と思考速度だった真の、百八十度違う意味で年齢不相応な喜びの感情の爆発。
「かわいい」以外の表現方法が知りたい



72p:人類救済連盟
⇒簡単に言えば「吸血鬼は人間の上位種、崇めよ!」みたいな団体。
いつの時代、どこの場所でも理解できない力を持つ者たちを勝手に奉る集団はいるんですね~、としみじみ思いました。
一種の同化なんでしょうかね、こういうの。




76p:マルボロ
⇒マルボロだからこそ出せるハードボイルド感ありますよね。

「タバコ」だとちょっと悪い感じ
「メビウス」だとやや若者感
「マイセン」だと時代に取り残されつつある感
「わかば」だとおじいちゃん
「マルボロアイコスバランスドレギュラー」だと長い
「あぁん?ボックスしか取り扱ってないってどういうことじゃ、こちとらお客様やぞ要望聞いてソフトも置けやボケ!」←闇

※イメージです




129p:優しい
⇒表面的な行為ではなく、相手の意を汲むかどうかで優しさを判定しているあたりに良さを感じます



148p:んー……泉=真?
⇒音信不通で行方不明の真の母・泉が薬で若返って“娘”として振舞っている説を提唱したかったんですよ。
過去の泉の言動と真の言動があまりにもダブるので。



166p:半分正解
⇒クローン!っていうことで泉=真説はある意味正解、ある意味不正解という微妙な宙ぶらりん状態に。
「吸血鬼」という表面的なキーワードの他に、「心」という潜在的なキーワードがこの作品にはありそうです。
……どうでもいいですがマコトネットワークとか言い出さないですよね?



210p:怒涛の新情報
⇒いろいろ知ってんじゃねぇか真ちゃん!!

世界観が暗いなかで、いかに暗く見せないかというのがこの作品のひとつのポイントな気がします。
暗く見せればその分真に同情が生まれてしまい、この作品の場合はそれが雑音になってしまうんですよね。
なので、こういう何気ないところで先に真実を暴露しちゃうことで、作品の未来に対しての不安をなくそうという意図でしょう。
誠一郎はまだ何も知らないわけですが(笑)



~memo~



徐々に料理のレパートリーを増やしていく真とか、
わざとうっかりお風呂上がりにタオル巻くだけで出てきたりする真とか、
時計のパーツを前に「むむむ……?」ってなってる真とか。

そういう真を、私は読んでみたい




以上!



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