デスカイザーのラノベ日誌

ライトノベルの感想を……綴るっ!

日記+ライトノベルの感想(ネタバレ要素を多分に含みます)

たまにFGOやパズドラの攻略とか、元ネタ調べてみて面白かった事なんかも書きます

どもー。
デスカイザーです。


今回から不定期に開催させていただきます特別企画【五和スペシャル】
概要はと言えば至ってシンプル。
『とある魔術の禁書目録』シリーズから五和の登場する巻に焦点を絞り、彼女の良さを皆様にお伝えしようというものです!
ただの嫁紹介企画ともいう。
ついでに、五和が登場することが予想されるTVアニメ3期の予習もしてしまおうという趣旨もあったりなかったり。

頻度とかは決めてないですが基本的に普段の感想と形式は変わらないので、「何か始めたよこの人……」くらいに思っていただければと(笑)





では、今日のラノベ!

とある魔術の禁書目録 14

電撃文庫より
『とある魔術の禁書目録 14』です!!



【あらすじ】

一〇月。突然、世界中でローマ正教徒たちによる反科学デモが起き始めた。そのアンチ行動は、学園都市を筆頭とする『科学サイド』への糾弾に他ならない。世界が混乱する中、『C文書』と呼ばれる霊装がこの事件の元凶だと知った上条は、土御門と共に『C文書』があるとされるフランスの観光都市アビニョンへと飛びたつ。アビニョン現地で、上条は天草式十字凄教徒の五和と再会、彼女を携え『C文書』捜索に乗り出すが…そんな彼らの前に『神の右席』左方のテッラが立ちふさがる。科学と魔術が交差するとき、上条当麻の物語は始まる―。



感想:★★★★★


【五和スペシャル】1冊目を飾るのは、五和が『禁書目録』の物語に本格参戦を果たす14巻!
オルソラの事件、ヴェネツィアの事件の際に天草式の一員として参加していますが、まぁそちらは追々。



ひとまず読書メモから。


~memo~



25p、83p:親船
⇒上条さんの学校で教鞭を振るう親船素甘先生と、上条さんに接触をはかった統括理事会メンバー親船最中。
まぁ……そういうことですよねぇ…。
最中が危惧した「制裁の向かうリスクのある家族」が学園都市に居るのならば、自ら撃たれて制裁を演出するというのも納得。
上条さんと同じ学校に通い、上条さんと同じタイミング=数時間前に説教を受けていたまさにその相手の親を撃つ土御門の心境を思うと……。彼が上条さんの拳を避けずに受けたのはこれが理由でしたか。



120p:C文書
⇒14巻のキーワード。
世界中でローマ正教徒がデモを起こしているのはこの霊装が原因ということで、それを破壊しに行くのが今回の上条さんのお仕事。
コンスタンティヌスとか、アビニョン虜囚とか、このC文書の成立背景となるローマ教皇まわりの事件は世界史でも取り扱う範囲なので受験生の皆は覚えておくように!
そしてセンター試験直前にも関わらずネットを徘徊している受験生はさっさと受験勉強に戻りなさいっ!息抜きは適度にね!!



135p:五和きたああああああああああああ
⇒メモ上の理性の限界が早い……。
まだ「少女の声」としか出てないですよ……。



141p:五和は平和的かつ良心的な人格
⇒透けブラを見られても怒らず、恥ずかしがりながらもこちらを気遣うだけの器量を持っているんです!

五和も立派に魔術サイドの人間ですが、魔術師っぽい思考回路では無い気がします。
冷静に状況判断するけれども、非情ではなく冷徹でもないというか。
天草式に所属しているだけあって応用力や対応範囲は広いですが、単純な数値としての戦闘力で言えば魔術サイドの中ではそこまで高くないですし。
もっと言えばヒロインとして物語を展開するにはあまりにも平凡。
だからなのか、五和と同じようなタイプの子がメインヒロインな作品ってあんまり見かけないです。

でもその安定感が良い!



142p:裸ブラウス五和の完成である。
⇒もはや言葉は必要あるまい



144p:おしぼりアタック
⇒出た!五和必殺の「おしぼりアタック」!!
ヴェネツィアで上条さんとの接点を作るために会得した技!
上条さんと接触する予定が無くても鞄におしぼりを忍ばせているその計画性よ!
そしておしぼりを忍ばせているということは逆説的に「上条さんと会えないかなぁ…」と思っていることでもあるのではなかろうかっ?かろうかっ??
なのに……不発っ!
折角出しかけたのに、通りがかりのおじさんのタオルに惨敗…っ!!



152p:再び
⇒カフェ、紙ナプキンが無い、手を拭きたがっている。
この三拍子が揃った今、五和の必殺技が再び発動される!
すなわち、おしぼりアタッk

なぜっ…!
なぜ店員は紙ナプキンを添え忘れたことに気がついてしまったのかっ……!!
ただの客!
一時のやり取り、曖昧な関係、絆も縁も結び得ない僅かな時間しかない注文手続き…!
一介の客に過ぎない東洋人への不備を、いかにして気づいたというのだ店員様よ……っ!!!!



160p:上条さんが止まった!?
⇒デモに目の前で巻き込まれた小さい子を助けようとする上条さんが、五和の理論的な制止で踏みとどまるシーン。
もし一緒に居たのが五和ではなく土御門だったら、説得の上で「それでも…見捨てられるかっ!」と駆け出そうとする上条さんを気絶させて運ぶくらいの展開が待っていたことでしょう。
では、なぜ上条さんは五和の言葉に耳を傾け、叫びながらも戦略的撤退を選んだのか?
それはそれまでの五和の行動や発言が心の底から世界の現状を憂いていることを示していたから、そして情と理性を天秤にかけることができる人だということを上条さんに分からせていたからではないでしょうか。

……言ってしまえばサイレント調教ですね。
天草式は何でも使う。
そう、言霊さえもね!(ちがう



177p:天草式は地脈使い?
⇒キリスト教徒でありながら、陰陽師としての心得も持っている(はず)の天草式。
それゆえ地脈についてもそれなりに詳しいというわけですね(たぶん)。
戦略的に、土御門との相性は抜群なわけですよ。



184p:パンツ
⇒これを語らずして14巻は語れまいっ!!!
五和が脱ぎたての白いパンツを含めた自分の荷物で術式を組むシーン!!
天草式の本領発揮ですね!
それまで「周囲に溶け込む」特性は幾度か発揮されてきましたが、即時的な応用で魔術を行使するのはここが初……のはずです。
オルソラ編とか記憶が曖昧なので未確定情報ですが。

天草式の髄を堪能できるこのシーンの映像化が待ち遠しいですねっ!



282p:幻想殺しの正体
⇒左方のテッラは知っていたようですが、我々読者が知ることになったのは新約18巻。
14巻からは実に25巻ほど、10年に渡って隠されることになったわけです。
……なーんであんな勿体ぶった話し方したのかなぁテッラは!!
そして正体はアレなわけですが、それが上条さんの右手に宿った理由については未だ不明のまま……のはず。
何回かそれっぽい情報はありましたが核心の情報がないんですよねぇ……。
本当、テッラがさっさと話してくれれば良かったのに。



287p:おしぼりぃ!
⇒おしぼりアタック成功の瞬間である
※ただし当の上条さんの意識は無い



288p:一方通行と五和
⇒この2人が出会っていたことで、新約の展開的に再登場が近いということなのでは!?
そろそろイギリスが舞台になりそうですし!
敵になるか味方になるかは分かりませんが……。
仮に五和と一方通行が同じ陣営になっても、五和の態度は冷めたものになるでしょう。色んな意味で。



295p:神上
⇒「神浄の討魔」がここ最近の定説だった上条さんの名前ですが、こっちの「かみじょう」も完全に捨てられた訳では無いはずです。
「神浄」の場合神と敵対することになりますが、「神上」になると神の味方するという見方もできるようになるので違いは大きいです。



~memo~


五和の良いところは、「残された庶民感」にあると思うんです。
あれだけ魔術の応用力に優れているのだから、おしぼりじゃなくとも汚れや水気を取ったりそもそも汚れないようにできるだろうにそれをしないとか。
助けを求める声、守るべき相手を背にした時にヒロイックに染まらず、出来ないことを出来ないと言い背を向けることができるとか。
躊躇いもなく門扉をこじ開けるくらい暗部の人間としての常識を持ちつつ、上条さんとかステイルみたいな変に戦い慣れしているわけでも無さそうなところとか。

天草式自体「庶民に溶け込む」ことが必須な存在ですが、五和はそれがなくとも勝手に溶け込んじゃいそうな感じがあって好きです。
そして、その良さが一番発揮されているのがこの14巻!



それではまた次回の【五和スペシャル】でお会いしましょう。
さようなら~





とある魔術の禁書目録(14) (電撃文庫)
鎌池 和馬
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2007-11-10)
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どもー!
デスカイザーです。


新年2日目!
旧年を振り返り、新年のラノベを万全の体制で受け入れましょう!
ということで、好きラノ2017下期の投票、いきます!
今回はギリギリじゃないよ!褒めて!



【17下期ラノベ投票/9784798615202】
・あんたなんかと付き合えるわけないじゃん!ムリ!ムリ!大好き! / 内堀優一
あんたなんかと付き合えるわけないじゃん!ムリ!ムリ!大好き!

タイトル、文章、ヒロインの可愛さ、読後感。
どれを取っても今年一番はこの作品!!

至って普通のラブコメを読んでいたはずなのに、どうしてこうなったのか……。
自分自身定期的に読み返したいですし、ラノベをあまり読まない人に「ラノベってこういう感じの作品です」って素知らぬフリして読ませたいです。



【17下期ラノベ投票/9784040723341】
・織田信奈の野望 全国版(19) / 春日みかげ
織田信奈の野望 全国版19

恒例の信奈枠。
ようやくのことで関ヶ原の窮地を脱したということもあり、それぞれ武将たちもハメを外しているような浮ついた空気もあり。
やはりふとしたところで「武将同士」の譲れないものを掛けた顔になり。
久々に大規模な戦の無い巻でしたが、シリーズ開始当初の和気あいあいとした空気を思い出してウルッと来ました。
シリーズ最終巻、となるかは分かりませんが最新刊は来月2/20頃発売。
信奈は、世界へ。



【17下期ラノベ投票/9784798615073】
・桜色のレプリカ(2) / 翅田大介
桜色のレプリカ 2

(1)と(2)、どちらに投票するか迷いましたが、本性を顕してからの百合原が好きなので(2)に投票させていただきます。
難しいこと色々考えましたが、シンプルに意表を突かれたというところで。
……HJ文庫さんに意表突かれまくった1年でしたね(笑)
作品の内容的にも、マーケティング的にも。



【17下期ラノベ投票/9784048934053】
・新約 とある魔術の禁書目録(19) / 鎌池和馬
新約とある魔術の禁書目録 19
三人のヒーローが揃うことで、再び物語が大きく動き始めることを予感させた19巻。
何というか、このあとイギリス清教絡みで精神的にサンドバッグにされることが目に見えているので、早く20巻出してくださいお願いします。
……もう新約だけで『信奈』に追いつくんですね…。
信奈始まったの2009年なんだけどなぁ…。
2年差が埋まる…。



【17下期ラノベ投票/9784048935258】
・死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録 / 古宮九時
死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録
著者は読者をうまく引っ掛けたことに、読者は綺麗に引っ掛かったことに満足。
まさにwin-win。
それに加えて鈴さんの行動を見ているのが楽しかったです。
鈴さんに「缶のコンポタは飲み口の下らへんを凹ますとコーンが残りにくい」という雑学を教えてあげたいです。
確か伊藤園からはそれ仕様の缶で発売されていたはず…。





【17下期ラノベ投票/9784798615196】
造られしイノチとキレイなセカイ(4) / 緋月薙
造られしイノチとキレイなセカイ 4
終わっちゃいましたよぅ……。
カリアスとフィアナはこれからが面白い…もとい家族として大変になっていくのに……。
子供達は「キレイなセカイ」で、きっと真っ直ぐ健やかに育っていくことでしょう!
その成長は、私たちが心の中で見守っていきます!




【17下期ラノベ投票/9784775315156】
余命六ヶ月延長してもらったから、ここからは私の時間です(下) / 編乃肌
余命六ヶ月延長してもらったから、ここからは私の時間です下
久々に表紙見返して、胸がキュッと締め付けられてます……。

ヒロインの三葉が最後に死んじゃうっていうことを分かった上で読んでいくわけじゃないですか?
「自分はここに生きていた!」と全力で痕跡を残していくわけじゃないですか?
そしてクローバー畑で皆と一緒に居てこの笑顔。
この“三葉のクローバー”を見つけられたことが、本当に嬉しいです。



【17下期ラノベ投票/9784798615189】
魔術破りのリベンジ・マギア(2) / 子子子子子子子
魔術破りのリベンジ・マギア 2
昨年のラノベを語るうえで、この作品は外せないですね。
魔術についての情報が本格的なのに読みやすい!

2巻はノブレス・オブリージュ可愛いフランセスがメインヒロインのお話。
言い方悪いかもしれませんが、雑草のように何度踏まれても起き上がる姿と自らに与えられた責務を果たし切ろうとする姿が彼女の魅力でしたね!
……にしても良いスタイルしてるなぁ。




【17下期ラノベ投票/9784048933377】
・ラノベ作家になりたくて震える。 / 嵯峨伊緒
ラノベ作家になりたくて震える。
「多少」主人公の態度というか物分りの悪さに抵抗感がありましたが、それもまた若さ。
ひつじの可愛さを最大限引き出す擬音が魅力的でした!
嵯峨伊緒先生は、ヒロインの持つ魅力を文章で完璧に表現しきってくれるので今後も応援していきたいです!




【17下期ラノベ投票/9784040725543】
・暗殺拳はチートに含まれますか? / 渡葉たびびと
暗殺拳はチートに含まれますか?
滑り込み暗殺拳!
ラブコメとしても、VRゲームものとしても面白かったです!
個人的には純粋にその面白さを享受するよりも、なにかメッセージ的なものを文章から感じることが多かったです。
大枠はテンプレだけども要素にオリジナリティが散りばめられているので、安定感があるというのもポイントでしょうか?







「deskyzerのラノベ日誌」からは以上10作品です!
ネトゲ嫁と岬鷺宮作品が無いというのが新鮮です。読んでないからなんですが。
そしてHJ文庫からはなんと4作品!
これでまだ『インフィニット・デンドログラム』という約束された作品が残っているんですからもう……。
2017年をHJ文庫元年として、今後の躍進の支えとしていくのか。
それともこの年だけで終わり失速していくのか。
そしてファンタジア、電撃、MFといった大レーベルがどんな手を打ってくるのか。
第二のHJ文庫として他のレーベルが飛び出してくるのか。

2018年もラノベ界隈は楽しそうです!






以上!

新年明けましておめでとうございます!
deskyzerです。


旧年は更新頻度がだいぶ落ちてしまい、生活がズタズタだったのもあり御心配おかけした面が多かったかもしれません…。
本年はもう少し更新頻度を上げられるよう調整していきますので、
deskyzerと「デスカイザーのラノベ日誌」をよろしくお願い致します!

2018年の目標は「やれるだけのことをやってみる!」です。
根が真面目な分オーバーワークして損耗しやすい性格なので、やる気を出すとか力を付けるとかではなく、逆に抑えて健康的に精神的に充実した1年にしたいです。
「やれるだけ」には、そのような意味を込めてみました。




では、新年一発目!

今日のラノベ!

魔術破りのリベンジ・マギア 3

HJ文庫より
『魔術破りのリベンジ・マギア 3.はぐれ陰陽師の越境魔術』です。


【あらすじ】

ドイツから戻る晴栄のもとに、学園長と陰陽寮から共同の依頼が舞い込む。愛蘭の暁星学園で起きた殺人事件の容疑者として陰陽師が捕らえられたので、その真相究明に向かえというのだ。嫌な予感を覚えつつも、囚われた少女と対面する晴栄だったが…「な…なんであんたがここにいるのよ!?土御門、晴栄ァーッ!」そこにいたのは幼少期の晴栄と因縁深い少女、蘆屋露花だった!陰陽術×アブラメリン術式、ハイブリッド魔術を使う幼馴染を救い出せ!ハイエンド魔術バトルアクション第三弾!



感想:★★★★★

読み納めにして読み始め!
戌年ですもの、孤高のロンリーウルフがヒロインのストーリーです!


ただし、狐狼丸では無い




舞台はセイレム、ドイツから更に変わりアイルランド!
そして陰陽術とアブラメリン術式!
……前巻の北欧神話系魔術と違い、アブラメリン術式と言われてもピンと来ませんね。黄金系と言われれば『禁書目録』知識でどうにか付いていけますが。
そのあたりの解説も分かりやすく、実際の術式図まで用いて説明されていたので助かりました。

新ヒロインは表紙の子・蘆屋露花!
苗字から分かる通り蘆屋道満の血筋で、件のアブラメリン術式と陰陽術を組み合わせたハイブリッド魔術の使い手。
そう、孤高のロンリーウルフとは彼女のことである!(命名:変人学園長)



では感想は、そろそろ恒例と言っても良いであろう読書memoに沿って。




~memo~



4p:愛蘭、暁星学園、黄金
⇒上にも書きましたが舞台はアイルランド、魔術結社【黄金の夜明け団】(ゴールデン・ドーン)の流れを汲む魔術教育機関・暁星学園(ステラ・マテューテイナ)が舞台。
首都ダブリン、国花シャムロック、学園の鐘楼や石造りの校舎など、構成情報や景観に至るまで情報密度高くまとまっています。
この最初の文章の軽めの情報で慣れさせてもらってるから、その後の詠唱とか魔術関連の重めの情報を比較的スムーズに読み込んでいけるのかなぁ、と思います。
詠唱苦手でも読み込めていた理由がここに!



12p:ハルナが可愛い!かわ…あれ?うん、可愛い!
⇒ティチュを送り返す選択肢をナチュラルに無くしていたことを本人に指摘されたハルナのリアクションが可愛い!
結果的にこのハルナの無意識の選択は正解でしたが。



63p:ドーマンセーマンドーマンセーマン
⇒すぐに呼びましょ陰☆陽☆師(レッツゴー

ドーマンは横五本縦四本線の九字紋のこと、セーマンは晴明桔梗と呼ばれる五芒星のことなんですね…。
あぁ、蘆屋道満の「ドー」と、安倍晴明の「セー」でしたか。
あれ、でも大学の民俗学では安倍晴明は、当時の読み方だと「あべのはるあき・はれあき」だったはずという話を聴いたんですよね……。
死後音読みになる理論があるならばセーマンは死後に確立されたとか?伝承の段階で読みが変わった?
……でもよくよく考えたら安倍晴明が「はるあき」なら、蘆屋道満は何て読めば……。

メロスは難しいことは分からぬ

分からぬが、やはり陰陽師もので蘆屋道満ゆかりの人物と安倍晴明ゆかりの人物が戦うことが熱いということは分かる!!




68p:アブラメリン術式
⇒今の今まで「アブラメリアン」だと思ってましたっ!っていうくらいには馴染みの無い魔術形態。
でも、魔方陣と言われればピンと来ますね。
数字の配置と配置された数字そのもの、縦横斜めの数字の和や差あたりがいわゆる「魔術的意味」になるんでしょうか。
詠唱よりもこの魔方陣のほうにそそられるものがあるので、ちょっと文献探してみようかしら……。



69p:マクレガー・メイザース
⇒この前感想あげた『新約 とある魔術の禁書目録 18・19』で新登場、活躍していたミナ・メイザースの夫にあたる人物ですね。
あちらではアレイスターに殺られる愚か者という印象でしたが、こちらでは露花の師匠で、偏屈だけど弟子想いの素晴らしい御仁のよう。
一癖ある者同士、いつかハルナとの対談を読んでみたいです



71p:和洋折衷
⇒この後のストーリーを読んでいても思いましたが、露花は単一魔術よりも我流やオリジナルで組み合わせていく魔術への適性が高いみたいですね。
それぞれの魔術の出力が弱くても、うまく組み合わせて使うことで補っていくような。
ここから更にルーン文字とか使い始めたらもっと凄いことになりそうで、それはある意味どこぞの学園長がセイレムで目指していることそのもののような気が……。
やはりマリーちゃんは只者じゃない。



104p:見てるだけしか
⇒ハルナという同世代の天才があの時身近にいたからこそ、余計強烈に劣等感と無力感を感じることになったんでしょうね……。




135p:まーた面倒なメイドが……
⇒1巻のティチュ、2巻のレーレ&ラーラに続いてのメイド枠、イズールト。
秘書だけどメイドコス。
果たしてメイドと秘書の差とは何なのでしょう…。
踏んでくれるかそうでないか……?(違う



140p:♥
⇒薄い本!!!
薄い本はまだかっっ!!!!



167p:努力
⇒ここのハルナの言葉は是非とも覚えておきたい考え方ですね。

実力が足りていない、と自覚しているのならば努力しろ。学が浅い、と恥じるならば自学しろ。それでも及ばないのならば、努力に頭を使っていない証拠だ。『ただがむしゃらにやればいい。それこそが美徳だ』、などと宣うのは時代錯誤な人間の戯言だからな

やる気に満ちた新年に相応しい言葉ですねー、本当に。
「勉強しろ」ではなく「自学しろ」というあたりが、個人的にツボです。

207pで露花にかけた言葉もこれが根底にありそうです。



187p:ミニハルナちゃんかわゆー!
⇒露花の兄・蘆屋道寿の陰謀。妹さえも利用しハルナの身体を乗っ取ろうと画策するというシーンの暗さをすっ飛ばすハルナちゃんの幼な可愛い凛々しさ!
3巻で一番素晴らしいイラストで賞



223p:エグいメタい
⇒ほんとどうしたっ!?ってくらい狐狼丸のメタ発言がですね(笑)
あまりにも浮いてるんですが、ギリギリ作品に溶け込んでるあたりに彼女の特異性を伺えます。



232p:肉親奪う側
⇒もとは肉親に対する仕打ちに復讐を決意したハルナが、やむを得ずとはいえ露花の肉親を奪うことになっています。
もしかしたらですが、セイレムへやってくるまでにもこうしたことの積み重ねから「復讐」の形に疑問を持っていたのかもないと考えたら、当時の露花への態度と1巻でのティチュへの態度の差にも少し納得です。



237p:魔法名……?
⇒またもや『禁書目録』の話になってしまい申し訳ないのですが、魔法名といえば神裂のねーちんの「Salvare000 救われぬ者に救いの手を」なんですよ。あとは込められた意味は覚えてないですがステイルの「Fortis931」。綴りが怪しい。
魔法名が【黄金】系のものであるならば……イギリス清教所属の彼らに何故魔法名?となってきて。
これ以上の考察は頭の中で留めますが、こういう他作品への派生っていうのも同モチーフが扱われやすいラノベの良いところ。



254p:邪魔だから
⇒凄いですよね。
この巻のまさに核、ハルナがここに来る理由となった生徒の死亡事件。
その動機が「邪魔だったから」ですよ?
この作品、時折残酷なことをひょいっと投げ込んでくるので心臓に悪くて最高です。



264p:共感覚
⇒ティチュの特異性が明らかに。
今後も彼女が狙われるとしたら、これが原因となってくるんでしょう。
ただの共感覚ならそれで良いですが、意味ありげなハルナの考察を見るとそれだけで済む話じゃないかもしれませんね……。
ひとまず覚えておきましょう。



271p:攪乱(こうらん)
⇒あっ、かくらんだけじゃなく、こうらんとも読めるんだっていう雑学メモ。



303p:比翼連理
⇒こういうのに弱いdeskyzerです。



320p:魔法名
⇒ついつい『千と千尋の神隠し』の婆ちゃんと同じような「良い名じゃ」ってリアクションしちゃうやつですこれ!
「我が功績にて彼の偉業を示す」
……泣いちゃうぞ?!



314p:OPの流れるエピローグ

露花が学園を辞める決意を伝えたあたりから前奏が始まり、
イェイツの独白でAメロとBメロ、
魔法名をもらうあたりでサビに差し掛かり、
ハルナに協力を要請されたところでFinish!

テーマソングとか無いはずなのに、読んでる間頭の中をよく分からないメロディーが流れていました。
かっこいい系のLiSAとか原田ひとみとか鈴木このみが歌いそうな奴。
本能的に、1クールのアニメの最終話と同じ熱さを感じたんでしょうね……!

物語全体ではハルナが主人公ですが、今巻に限って言えば間違いなく露花が主人公と言わざるを得ないでしょう!
よくここまで努力し続けた!!





~memo~



メモが多いんじゃ……。
お正月ってことでほぼノーカットで感想書いてみましたが、今後はもう少し調整する必要がありそうです……。



蘆屋と土御門。
陰陽師といえば!な二家が盤面に揃い、最初はバッチバチの関係から始まったのでどうなることかとハラハラしてましたが、終わってみれば強固な絆が生まれていましたねー。
陰陽術を他の魔術と合わせるという発想と技術がハルナにもたらされたわけですが、彼女……(素で間違えた!)……彼はこの技術を使っていくのかな?というところに個人的には注目してます。
相当繊細なコントロールが求められるけれども、ハルナの知識量が合わさったら絶対面白いじゃないですか!
狐狼丸との降神術じゃないですけど、他の魔術師との合体魔術みたいなのの素地ができたというだけでも十分期待が高まります!



…………最後のほうはもう普通に会話していたけど、ハルナはどう報告するつもりなんでしょうね?
黒幕が蘆屋道寿っていう状況で。
セイレムに露花を連れて行くってことは鴨女と会っちゃうっていう状況で。




以上!



魔術破りのリベンジ・マギア 3.はぐれ陰陽師の越境魔術 (HJ文庫)
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