どもー。
デスカイザーです。
6月も一週間が過ぎたというのにまだ音沙汰がない一迅社文庫。
いったい何があったんだ……?
一迅社のほうのサイトには「次回発売日は6/19」っていう記載があるんだけど、作品については載ってないんだよねー。
クリア文庫みたいに発売の直前だったり当日に新刊の告知するのだけはやめてもらいたいものです。
割と切実に。
それじゃ、今日のラノベ!
講談社ラノベ文庫より
『~サイ&ソーサリィ~魔法使いは超能力者を殺せるか』です。
【あらすじ】
魔法使いが術を発動するは10秒。それに対して超能力者は0.2秒。羽村香那佳は「事故」のおかげで2ヶ月遅れで箕和自由学院に入学することになった。己の欲望のために超能力を発動し、世界に呪素を撒き散らす超能力者がこの学院にもいるらしい…。香那佳は密命を帯びて、“精霊強化付与師”の赤月蒼真とともに調査を開始するが“念動”、“透視”、“精神感応”を駆使する超能力者たちが、ついに平和な学院でその牙を剥いた。超能力者の圧倒的な力の前に次々と倒れる仲間たちを前に香那佳の悪魔召喚が炸裂する!魔術と力が混沌とする世界で、生き残るのは果たして魔法使いか超能力者か!?
感想:★★★★☆
スロースタートだったな…。
超能力と魔法。
非現実的な力をメインに据えつつも現実的で深みのある心理描写が特徴的な作品。
やや引っ込み思案でちょっと独創的な思考の香那佳が主人公。
何か闇を抱えていそうなのにものすごい涙もろい蒼真、フランスから陰陽道を学びに日本にきたリゼット。
そして3人の上司というかまとめ役の三朝さんを含めた4人が”魔法使い”サイド。
一方超能力者側でうまく説明できるのは、蒼真とやけに親しげに話しやけに子供を欲しがる新原里美のみ。
”顔割れ”と呼ばれるS級超能力者。
超能力者は自らの邪魔をする魔法使いを殺し、魔法使いは超能力者が力を使うたびに呪素を撒き散らしてしまうことを知っているがために超能力者をとらえその力を封印する、というのが両者の関係。
”顔割れ”は、そういう対立の中でも「強すぎて手が出せない」相手のことを指すわけです。
もうひとり朔神っていう顔割れも序盤から(名前だけ)出てくるんだけど、こっちは「あえて」スルーで。
ほかに香那佳のクラスメイトが何人か重要なポジションで出てきます。
頭に書いたように割とスロースタート気味に感じました。
というのも香那佳の独特な雰囲気と三朝さんたちと集まったときのふわっとした雰囲気に騙されたんですよね~
○○○が死んだところでそんなふわふわ感から目が覚めた。
そこまでの雰囲気とかぶっちぎってそこから先の命のやりとりの緊張感はもう凄かった…。
悲しみとか怒りっていう負の感情の表現が豊かだったこともその緊張感に一役買ってたと思います。
心の中をあれだけ綺麗に表現するんだからすごいよ…。
魔法と超能力の発動までのタイムラグに関しては、あらすじとか帯とかで言及されてた割にはあんまり印象に残らなかったなそういえば…。
普通に詠唱してたし、戦えてたし。
少しはそういう描写もあったけどね?
加速する魔法があるんだったらそりゃ無意味になるわな…
割と積んでた作品だけど、2巻は早めに読みたいと思います。
以上!
デスカイザーです。
6月も一週間が過ぎたというのにまだ音沙汰がない一迅社文庫。
いったい何があったんだ……?
一迅社のほうのサイトには「次回発売日は6/19」っていう記載があるんだけど、作品については載ってないんだよねー。
クリア文庫みたいに発売の直前だったり当日に新刊の告知するのだけはやめてもらいたいものです。
割と切実に。
それじゃ、今日のラノベ!
講談社ラノベ文庫より
『~サイ&ソーサリィ~魔法使いは超能力者を殺せるか』です。
【あらすじ】
魔法使いが術を発動するは10秒。それに対して超能力者は0.2秒。羽村香那佳は「事故」のおかげで2ヶ月遅れで箕和自由学院に入学することになった。己の欲望のために超能力を発動し、世界に呪素を撒き散らす超能力者がこの学院にもいるらしい…。香那佳は密命を帯びて、“精霊強化付与師”の赤月蒼真とともに調査を開始するが“念動”、“透視”、“精神感応”を駆使する超能力者たちが、ついに平和な学院でその牙を剥いた。超能力者の圧倒的な力の前に次々と倒れる仲間たちを前に香那佳の悪魔召喚が炸裂する!魔術と力が混沌とする世界で、生き残るのは果たして魔法使いか超能力者か!?
感想:★★★★☆
スロースタートだったな…。
超能力と魔法。
非現実的な力をメインに据えつつも現実的で深みのある心理描写が特徴的な作品。
やや引っ込み思案でちょっと独創的な思考の香那佳が主人公。
何か闇を抱えていそうなのにものすごい涙もろい蒼真、フランスから陰陽道を学びに日本にきたリゼット。
そして3人の上司というかまとめ役の三朝さんを含めた4人が”魔法使い”サイド。
一方超能力者側でうまく説明できるのは、蒼真とやけに親しげに話しやけに子供を欲しがる新原里美のみ。
”顔割れ”と呼ばれるS級超能力者。
超能力者は自らの邪魔をする魔法使いを殺し、魔法使いは超能力者が力を使うたびに呪素を撒き散らしてしまうことを知っているがために超能力者をとらえその力を封印する、というのが両者の関係。
”顔割れ”は、そういう対立の中でも「強すぎて手が出せない」相手のことを指すわけです。
もうひとり朔神っていう顔割れも序盤から(名前だけ)出てくるんだけど、こっちは「あえて」スルーで。
ほかに香那佳のクラスメイトが何人か重要なポジションで出てきます。
頭に書いたように割とスロースタート気味に感じました。
というのも香那佳の独特な雰囲気と三朝さんたちと集まったときのふわっとした雰囲気に騙されたんですよね~
○○○が死んだところでそんなふわふわ感から目が覚めた。
そこまでの雰囲気とかぶっちぎってそこから先の命のやりとりの緊張感はもう凄かった…。
悲しみとか怒りっていう負の感情の表現が豊かだったこともその緊張感に一役買ってたと思います。
心の中をあれだけ綺麗に表現するんだからすごいよ…。
魔法と超能力の発動までのタイムラグに関しては、あらすじとか帯とかで言及されてた割にはあんまり印象に残らなかったなそういえば…。
普通に詠唱してたし、戦えてたし。
少しはそういう描写もあったけどね?
加速する魔法があるんだったらそりゃ無意味になるわな…
割と積んでた作品だけど、2巻は早めに読みたいと思います。
以上!