ちょろイン系ラノベブロガーのフリースタイルラノベブログ
ネタバレを含みます ご注意ください

どもー。
デスカイザーです。

良い展開の本を読んだ後に感情が抜け落ちるのって俺だけでしょうかね?
喜怒哀楽は感じてるんだけど表に出ない感じ?
そのぶん頭は冴えてるからいつもよりも思考g


なんだただの賢者タイムか



それじゃ今日のラノベ!

棺姫のチャイカ (12) (富士見ファンタジア文庫)棺姫のチャイカ (12) (富士見ファンタジア文庫)
(2015/03/20)
榊 一郎

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富士見ファンタジア文庫より
『棺姫のチャイカ(12)』です。


【あらすじ】

ガズ皇帝との激戦後、消息不明となったトールとチャイカ。二人を探す旅に出たアカリと紅チャイカ。フェルビスト大陸に訪れた束の間の平和の中で、彼らは、彼女らは、どこで何をしているのか?そしてガズ皇帝亡き後も『チャイカ』という存在を警戒するジレット。いまだ明確な『終わり』が見えない中、ダチア子爵領で『ガズ帝国軍』―旧ガズ帝国の正統後継を名乗る少女を旗頭とした武装集団が現れ―。「我が名はチャイカ・ガズ」そう名乗った彼女のそばには、機杖を持った少女と黒衣の若者の姿が…。『チャイカ』サーガを締めくくる真のエンディング!!


感想:★★★★★

正真正銘のシリーズ完結巻。
こちらが思い描いていた通り+αのエンディングでした。
言うことなし。

……というわけにもいかないよねー。
このブログの存在全否定することになるもんねー。
感想はちゃんと書きますとも。ええ。


11巻での終わり方は”読者に完結後の世界への想像の余地を多分に含ませる”ものでした。

ガズ皇帝を討ち果たしたものの行方知れずとなったトール・白チャイカ・フレドリカ。
そんな彼らを慕っていたアカリ・赤チャイカ。
観察者から当事者へ立場が変わったジレット隊。

読者一人一人によって異なる”チャイカサーガの続き”があるっていうのは、無数の”チャイカ”が存在していたこの作品らしいと思います。
アニメのチャイカもそういう意味では、そのうちにひとつとも言えるのかな。
ギャルゲで言うならノーマルエンドってところの心が痛くなるけどちょっぴり幸せな終わり方だった…

そんな数々の”チャイカサーガ”のうち、作者が思い描いた”続き”がこの12巻です。
そしておそらく多くのチャイカファンが望んでいた”チャイカサーガ”なんじゃないかなぁ、とも思います。
そういう意味で「真のエンディング」と銘打たれてるのでしょう。
ギャルゲで言うならトゥルーエンドってとk(ry

チャイカサーガの後日譚にして再始動点が12巻前半の内容です。
後半は時系列巻き戻って遺体回収時の一幕。
遺体をめぐって保持者とある取引をする、いわばいつものトール達のお話ですね。
家族がテーマのほっこりする話でした。
めちゃくちゃ戦ってるけども。

必要以上に最終巻最終巻してない終わり方でした。
終わるのは残念だけど寂しくは無い。
だってチャイカたちは僕らの心の中で旅を続けているんだもの…!!

あ。
俺の心の中でトールがアカリの剥製にっ!



それはさておき。
たしか去年の電撃春の祭典のときにアキバのとらのあなでチャイカ1巻を買って読み始めたから、このシリーズと出会ったのがちょうど1年前ですよ…!
4月からアニメ放送というのをその時に知って慌てて買ったからよく覚えてます(笑)
シンプルだけど複雑なトール達の立場、謎の多い”チャイカ”という存在、魔法、戦争…。
様々な切り口から色んなことを考えさせられる作品でした!
本当に楽しかった。


最後に一言。

おめでとう、ヴィヴィ。末永くお幸せに。




以上!
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どもー。
デスカイザーです。


誕生日!
二十歳!!
お酒が飲める歳になりましたっ!
お酒には興味ないけど、お酒飲みながら本を読むことにはちょっとした憧れが…

それじゃ、今日のラノベ!

聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク> 5 (GA文庫)聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク> 5 (GA文庫)
(2013/11/15)
あわむら 赤光

商品詳細を見る


GA文庫より
『聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)5』です。


【あらすじ】

「これが俺の戦争だ」ロシア支部に運命を弄ばれた少女レーシャを救うため、諸葉はひとり日本を離れ、広大な帝国へ殴りこむ。目指すはランクSの禁呪使い“雷帝”ヴァシリーサ。しかし最悪最凶と謳われる、ロシアの猛者たちが諸葉の前に立ちはだかる!容赦なき連戦につぐ連戦。入り乱れる絶技と絶技。己の持てる全ての力を駆使し、諸葉は前進し続ける!!そして戦いは決戦の地へ―。『禁呪』と『禁呪』がせめぎ合う、歴史的大激突!静かな怒りが天を喰らい、世界の形さえ変えていく。美しき案内人と危険なロシアを往く、バトルカタルシス爆発の学園ソード&ソーサリィ第5弾!!


感想:★★★★★

これを待ってたっ!
1人の最強が立ち向かうは最大の脅威・雷帝。
レーシャを弄んだロシアへの怒りを胸に、最初から最後まで諸葉の独壇場!

ロシアを横断して各地の支部を巡り、次々にAランク”救世主”を退けるその御姿はまさに輝く恒星。
雷帝の禁呪に対して怯むことなく立向かい、最後にはストライカーズやロシアの穏健派といった今までの諸葉の生き様を見てきた”救世主”たちの援軍と諸葉第二の禁呪!!

まさにTUEEE!!!!!


あとなんだかんだ諸葉の良き案内人を務めるAJの可愛さね。
口では文句と罵詈雑言を吐きつつも、諸葉がピンチに陥ったと見えるや否や体裁を捨てて戦いに飛び込んでしまう姿がもう堪らない!
実際諸葉はそこまでピンチじゃないというかむしろAJが入ったことで難易度上げちゃってるあたりさらに堪らない!



あと強烈に記憶に残ってるのは287pの挿絵。
雷帝の顔がwww
自分の信じてきた「自分の強さ」をあっさり打ち砕かれたことへの絶望の表情が一周回ってコメディにw
それで一層諸葉が常識外の強さなのを実感できたけども。

段々表紙詐欺なんじゃないかと思うくらい挿絵に不安定さを感じてきたよ?



6巻は近いうちに買う!
それまでアニメもお預け!



以上!
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