ども。
デスカイザーです。


夜寝る前の読書用にLEDライト買ってきましたー。
今までもあったんだけど、それを本棚照らす用にしたかったので。


就寝前は読書に限る!!

ここテストに出まーす




んじゃ、今日のラノベ!

僕が七不思議になったわけ (メディアワークス文庫)僕が七不思議になったわけ (メディアワークス文庫)
(2014/02/25)
小川晴央

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初メディアワークス文庫作品です。
『僕が七不思議になったわけ』


【あらすじ】
 石橋を叩いても渡らない心配性の高校生・中崎夕也はある夜、七不思議を司る精霊・テンコと出会う。深夜の校庭に桜が舞い散る中、宙に浮かぶ袴姿の彼女は、高らかに不吉な言葉を彼に投げかけるのだった。「おめでとう、お主はこの学校の新しい七不思議に選ばれた」なんと彼は七不思議の引き継ぎに、仮登録されてしまったのだ!生きながらも七不思議の一つとなった少年の日々を綴った、思わずもう一度読み返したくなるミステリアス・ファンタジー。第20回電撃小説大賞金賞受賞作。


感想:★★★★★★

出ました!幻の6つ星!




偶然から学校の七不思議(仮)になってしまった主人公の夕也が、ほかの七不思議の力を借りて学校で起こるちょっとした事件を解決していきます。

正直、冴えない高校生が活躍する系のよくあるやつという捉え方でした。

ラストで“ある事実”が明かされるまでは…


完全に予想外の展開で思わず呻いてしまうほど。


帯で『キノの旅』の時雨沢先生が
「読んだあなたは騙される。読んで騙された私のように。」
とおっしゃってるまさにそのとおりです。

たまにある「理不尽な後付け設定」とかではなく。
「騙された」という表現がほんとにしっくり。



そして、その真実からの怒涛のラストで、もうほんとに感動。
もう少しでマジで泣くところだった…。


過ごしてきた時間と支えあってきた人たち。

読んだあとにそういう「夕也」の記憶が流れ込んでくる感覚におそわれました。
その感覚に浸ってるとまた泣きそうに…。




「思わずもう一度読み返したくなるミステリー」

あらすじのこの一言に集約されます。

たぶん2回目は全然違う世界が見えてくるんじゃないかなと…。

違うかな。
確実に新しい物語がそこにあると思います。

そして2回目のあとにはきっと3回、4回…と読んでいたくなる。


そんな作品です。




間違いなくラノベ史に残る1冊です。

ぜひ読んでみてください。




以上!

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