どもー。
デスカイザーです。

カードの支払い額が想定と違ったおかげで少しだけ余裕が!

ってことで、アウトブレイクカンパニーの最新刊買ってきました。
いやー。
昨日地元では売り切れてたんだけど、さすが都会だね。
普通に特典付きで置いてあった!



それでは、今日のラノベ!


夏の終わりとリセット彼女 (ガガガ文庫)夏の終わりとリセット彼女 (ガガガ文庫)
(2014/05/20)
境田 吉孝

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1週間フレンズじゃないからな!
『夏の終わりとリセット彼女』です。


【あらすじ】

夏休み。桜間さんが事故で記憶を失った。
桜間さんといえば、完全無欠の「正義の人」にして、クラスの誰もが認める超美人。そしてなんの間違いか、僕、峰康の“カノジョ”でもある――。そんな桜間さんが、記憶喪失。
ゴシップに飢えた高校生たちにとっては、格好のエサだ。安いメロドラマを求めて僕にまで群がってくるやつらに愛想笑いを返しながら、僕はお見舞いにも行かなかった。行けなかった。好奇の目から逃げるように桜間さんを避けまくっていた僕は、2学期早々、彼女と気まずい再会を果たす。彼女は僕のことも完全に忘れていたわけだけど――「あなたは、私が一番嫌いなタイプの人間だと思います」――うん、まあ、全力で嫌われました。僕としてはそれでよかったのだけど、何故かとんでもなくお節介な先生のはからいで、僕は風紀委員である彼女の補佐を拝命することになってしまう。数少ない友だちの水井や、桜間さんの友人・宮井さんにも後押しされながら、僕らはもう一度、一から関係を築いていこうとするが――。小学館ライトノベル大賞にて優秀賞を受賞、ゼロどころかマイナスからはじまる等身大青春グラフィティ!


感想:★★★☆☆

小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作品ということで読んでみましたー。
「しょう」のゲシュタルト崩壊…

人と必要以上に接することが苦手な峰康(みね やすし)。
なんの間違いかクラスの美少女、桜間友里の彼氏である。

風紀委員をつとめ、間違ったことを否定し正しいことを周りに促す、まさに「正義の人」
そんな彼女は夏休みのとある日、事故に遭い記憶をなくしてしまう。

思うところがあり峰はお見合いに行くことができず、そのまま二学期がスタート。
事故後の桜間さんに初めて会うが……
記憶をなくす前の自分がなぜあなたのことを好きだったのか理解できない、と言われてしまうほどの「第二の第一印象」を受けられてしまう。

もともと風紀委員としての桜間さんしか知らず、彼女になってからもどこか恐怖を感じていた峰はこのまま自然に関係がなくなることを望んでいた。
が、担任の先生の「無駄な計らい」によって桜間さんを補助する風紀副委員なる役目を与えられ、桜間さんと行動を共にするようになる。


こうして、リセットされた関係は動き出す――



ザ・王道☆

って感じです。印象は。
電撃小説大賞の「ゼロから始める魔法の書」もそうだったけど、やっぱり王道は強いのかな?こういう賞は。
選考委員の好みが合致しやすいのかしら?

あくまでも大まかにみると王道、ってだけで細部までよく練られた設定があって面白かったです。
峰が過去に感じてきた想いと、桜間さんが辿ろうとする道の対比が良かった。


俺好みではなかった、っていうのも付け加えときます。
ラブコメ、イチャラブコメ自体は割と好きなんだけど…。

女子がナヨナヨしてるぶんにはいいんだけど、男が「でも…」「だって…」とか言ってるの見ても自己嫌悪に陥るだけであんまり面白くないんです。
的確にトラウマをほじくり返されてるみたいで…(笑)
『ゴールデンタイム』を読む気になれないのもそのあたり関係してるんじゃないか、という分析です。

はい。




比較的サラッと読めるので、なんだかんだ感動ものが好きならいいかも?



以上!

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