どもー。
デスカイザーです。


外出てない日のほうが体重くなるのは歳かね?
歳だね。



んじゃ、今日のラノベ!

犬とハサミは使いよう10 (ファミ通文庫)犬とハサミは使いよう10 (ファミ通文庫)
(2014/09/29)
更伊 俊介

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本編最終巻
『犬とハサミは使いよう10』です。


【あらすじ】

鈴菜の策略により俺が死んだと思い込んだ夏野は、
マンションに籠もって原稿を書いているという。
『大罪シリーズ』最終巻、『色欲』。
その一冊が読みたくて犬として生き返った俺、春海和人は、
それを読むと未練を失い、死んでしまうのか。
読者を殺すその本を、夏野は――秋山忍は、書くのだろうか。
編集者・柊鈴菜の企みを乗り越えて、
読者と作者が辿り着く答えとは……!?
全国の活字中毒者に贈るミステリ風不条理コメディ、
衝撃のクライマックス!!



感想:★★★★★

最後の最後まで、本に対して並々ならぬ想いをもつ作家と読者と編集者によるバカ騒ぎ。
あと、謎の感動。

最後というだけあって、登場してきた作家たちが全員登場。
……そして温泉へ!!
一見全く突拍子のない行き先のようでありながら、それにはある人物(主に輝いてる人と蔵書狂)の粋な計らいが!
それぞれの作家が語る作品づくりの意味。
そして、秋山忍への憧れと闘争心。

それぞれの重い想い(分厚い原稿用紙の束×6)を背に、春海和人は「色欲」の執筆のため要塞化された秋山忍――夏野霧姫のもとへ向かう!!



いい最終回だった。


読まずに死ねるか!!=読んだら死んでしまう

今までハサ次郎の餌食にしながらもなんだかんだ一緒に過ごした時間のなかで、夏野さんのなかで和人の存在っていうのは思ってた以上に大きくなってて。
その大切な存在が、自分が小説を書いたら目の前から消えてしまう。

そりゃ、夏野さんといえど悩むし葛藤するよね。




って思ってたら当たらずとも遠からずな理由で、その真相を知ったとき
「やっぱりこの作品には敵わないな」
と改めて実感しました。

いい意味でも悪いいみでもぶっ飛んでるのが心地よかった。



残り2冊の外伝も楽しみです。



以上!

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