どもー。
デスカイザーです。


夏休み3日目だけど読書が楽しくてしょうがない!
バイトの15分休憩の時間でさえ読書するくらい夢中。
「読書は心の余裕を作る」ってよく言うけど、心に余裕があるときの読書が一番幸せ。



んじゃ、今日のラノベ!



富士見ファンタジア文庫より
『オレと彼女の萌えよペン(3)』です。


【あらすじ】

第一印象は最悪。美少女&巨乳フェチな萌え漫画家・生駒アギトとコンビを組んで漫画を作るなんて出来るわけないと思っていた俺が、見事連載を勝ち取り、無事第一話を完成させた。最初は『先生』なんて呼んでたけど、今では「お疲れ。ま…茉莉」と呼び捨ての関係に。すべてが順調に思えていたが、未だに俺は『萌え』を分かっていないらしく、追い討ちのようにネットで茉莉のコンビとして俺はふさわしくないという書き込みを見てしまい…。落ち込む俺の姿を見て茉莉は修学旅行先の沖縄でラブコメイベントを直々に教えると言い始め!?露天風呂、ビーチ、そして二人きりの夜…。どういうこと!!


感想:★★★★☆

漫画のことはあんまり分からないけど、漫画じゃないところが本当に面白い!

既刊の感想は以下から。
『オレと彼女の萌えよペン』
『オレと彼女の萌えよペン(2)』



3巻は沖縄修学旅行編!
泉に萌えを教えようと、必死に鉄板イベントを消化させようとする茉莉のおかげで、読んでるこっちもフィーバアアアアアアアアアアアアア!!!!!!
僕、思うわけですよ。
温泉での女子の揉み合いほど素晴らしい”萌え”は無いんじゃないかと。
薄い壁越しに声を聞いた泉は、もっと神とか仏とかに感謝してこれからの人生を歩むべきだと思うんです。
2巻の感想で「百合ってくれないかなぁ」と言っていたそのままが起きて、
僕は!とても!!幸せ!!!


さて。


修学旅行以外だと、エミリちゃんとのあれやこれや(主にデート)が素晴らしかったですね!
やっぱり女の子の魅せ方が「磨きのかかったテンプレ」なんですよ。
イベント自体は「デート」「ナンパ回避」と至極単純なんだけど、キャラの引き出し方が絶妙に上手い。

エミリちゃんも、泉も、初めて自分の素を周りに出さざるを得ない状況に置かれ、そのどちらも思っていた以上に受け入れてもらえたようで何よりでした。
……エミリちゃんと泉の関係が何やら不穏なようだけど…(4巻へつづく)



漫画のほうの感想…?
「批判を間に受けてはいけない」とか「ネットの意見を鵜呑みにしちゃいけない」とか、えぇ、自分もラノベの感想書いている身としては、やっぱり根拠の無い悪評は良くないなぁと。
制作側の苦労を書く物語っていうのは、その作品自体へのありがたみが湧くよね~



漫画モノとしても、ラブコメとしても楽しめる…んじゃないかな。
ただ、このまま続くと業界裏話的なものはシリーズが続けば続くほど薄くなっていかざるを得ないのはつらいところ。
……個人的には漫画の裏話が濃くなっても(゚д゚)ポカーン状態になっちゃうので、今くらいが好ましいんだけど、作品に個性を付加するにはやっぱり必要不可欠。
この矛盾したバランスが崩れないことを祈って4巻も楽しみに待ちます!



以上!

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