どもー。
デスカイザーです。


48時間メンテを終えた『Fate Grand Order』を始めてみました。
……もうストーリーがあるものならなんでもいいんです。
最悪ストーリーなくても詩とかでも最近はのめり込めるようになってきましたし。

つまりあれです。
結構面白い。



それじゃ、今日のラノベ!



アルファポリスより
『ゲート-自衛隊彼の地にて、斯く戦えり〈2〉炎龍編』です。


【あらすじ】

圧倒的な軍事力を後ろ盾に、『特地』を統治する帝国との講和に乗り出した日本政府。その一方、冴えないオタク自衛官伊丹耀司ら特地偵察隊は、異世界住人たちとの絆をますます深めていく。そんな中、心を病んだエルフのテュカを救うべく、伊丹は異世界で猛威を振るう巨大炎龍の撃退を決意する。やがて近代兵器を駆使した壮絶な戦いが幕を開けた―。


感想:★★★★☆

1巻の感想は以下から
『ゲート-自衛隊彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編』


テュカの抱える闇を払拭するため、いざ炎龍討伐!な第2巻。
……そこまでスムーズに「さぁ、討伐!」とはならないんだけどね…。



分厚いだけあっていくつか重要なストーリーが並行して進みました。


まずなんといってもテュカの心の闇に関する話。
テュカがいないはずの父を探してまわる、という描写が怖いのなんの…。
ラノベ読んでて、初めて「背中がヒヤッとする感覚」をおぼえた気がします…。
テュカの加速する歪な認識が事態の深刻さをありありと伝えてきます。
マジで怖い。

そんなテュカの状況を変える方向に持っていくきっかけとなったのが、ダークエルフのヤオ。
炎龍に襲われ滅びの危機にあった部族の代表として“緑の人”に交渉しにきた女性。
炎龍の危険度を正しく把握している自衛隊の幹部たちは必死に懇願するヤオに罪悪感を抱きながらも拒絶。
しかしそこでポロッとこぼしてしまった「伊丹なら……」という言葉を間に受けたヤオは、手段を選ばず強硬策をとる。
すなわちテュカに「お前の父は死んでいる。炎龍を倒し仇を撃て」と吹き込んだんですね。
まぁまぁな胸糞展開。
部族を守るためとはいえ、ここまでするか、と。
ただ、逆の立場からすればそこまでしないといけなかったというのも分かる。
命の重みがずっしりとのしかかってくるよこのシリーズ……。
重いのにポンポン死んでいくから、もうほんとヘヴィ…



2つ目の大きな流れは、帝国と日本の交渉の動き。
1巻でピニャという後ろ盾を得た日本は、いわゆる穏健派の議員たちと接触し講和交渉を進める。
が、その動きが交戦派に伝わり、なんやかんやで煽られて動き出したのが第一皇子のゾルザル。
バカなのか”能ある鷹は爪を隠す”なのか…。(たぶん後者)
穏健派の会合をリークしようとしていたはずだった彼。
その彼が、日本人を拉致して奴隷として扱っていたことが、地震のドタバタのついでに発覚。
それまで議員や貴族たちとのパイプをコツコツと繋げてきた外務省の菅原も、ピニャと友好的な関係を築いていた伊丹も、この事実にプッチン。
皇帝の間で、皇帝の目の前で、第一皇子とその取り巻きを殴り蹴り撃ち潰し…。
まぁようするにボッコボコ☆

そのおかげで、日本の実力を正しく理解した皇帝は講和交渉に入ることを決意。
一気に日本に有利な状況ができあがった、というわけです。

ただ、あくまでも日本と帝国、という関係の上では。
ここから先、この物語の政治的な問題の主な論点は、日本と帝国との交渉のための戦闘ではなく、帝国自体の統治体制に移り変わっていきそうです。
今回の件で退位せざるを得ない状態となった現皇帝。その後に誰が皇帝となるのか。

第一皇子でアホなのか隠してるのか不明瞭なゾルザル。
第二皇子でそこそこ優秀(少なくともゾルザルよりは)なディアボ。
そして、日本と最も近い存在であるピニャ。

この3人での争いになりそうなんだけど、ディアボの動きが……波乱をよびそう。
「門の向こうには日本以外の勢力は無いのだろうか」という発想。
そして日本への介入を虎視眈々と狙う列強諸国。
この2つの勢力が手を組んだら……。
……絶対組むよねこれ…。



炎龍討伐、という極限の状態において現れたレレイの怪しい人格が…こわい…。
トカゲ野郎て…。


そうだそうだもう1つ大事なストーリーが最後にありました。
1巻でロウリィが地下鉄に乗る時に言っていた「ハーディ」神とやらの下僕が登場。
「我が主の婚姻を拒むなど無礼だ!」とかなんとか言いながら、炎龍の子供を従えてロウリィに攻撃してきたんです。

バカ野郎!
ロウリィは伊丹と結ばれるんだからちょっとだまっとけ!!

みたいなよく分からない感想を抱きつつ読んでました…(笑)
例のごとく自衛隊の火力で反撃したわけですが。

そんな戦いを経て、ますます伊丹に惹かれたロウリィ。
(願ったり叶ったりな展開)
ロウリィの魅力に今まで気づいていなかった諸兄も、このあとの彼女のセリフで虜になること間違いなしですよ!

現在、死と断罪と狂気と戦いの神であるエムロイの使徒であるロウリィへの質問です。

Q:使徒という存在から神へと”しょう神”する時になにを司りたい?

A:「愛……なんて、駄目かな?」(478p)


…………(可愛すぎて卒倒)




正直なところ、ロウリィ目当てで読んでるところもかなりあるんだけど、まさかこんなご褒美がもらえるとは思わなかった…。
アニメのOPであんなに妖艶にハルバード振り回してる彼女が”愛”ですよ!
なんかもう可愛すぎて鼻血出そう…。





読んでて少し残念だったのが、テュカとかピニャたちをコミケに「連れて行った」って書かれたところがあったんだけど、その様子の描写は一切無いんだよね…。
2巻は時系列的には1巻から数ヶ月経ったところだから、その間に冬コミがあったんだろうね…。
外伝とかでその描写あるのかなぁ…?



3巻も近いうちに読むことになりそうです。

本が分厚いから感想も長かった…

以上!