どもー。
デスカイザーです。

夏休みで最後のまとまった時間がとれる休日…!
というわけでもないけど、気合い入れて趣味してました。
具体的には、
アニメと艦これとパズドラとアンジュとFGOと読書
を適宜組み合わせて。

たぶん、平日よりも休日のほうが疲れるのは頭の使いすぎのせいだと思うんだ……

この記事の更新終わったら『ゲート』の本編最終巻を読むつもりです!
新書500ページ超を一気に読み切るぞー!



それじゃ、今日のラノベ!



アルファポリスより
『ゲート-自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈4〉総撃編』です。


【あらすじ】

20XX年。東京銀座に突如現れた「異世界への門」。門の向こう側『特地』には、手付かずの潤沢な資源、そして、栄華を極める巨大帝国の存在があった。特地で無差別ゲリラを繰り返すゾルザル軍に対し、帝国正統政府との講和を締結した日本政府は、これを契機に自衛隊を総動員して殲滅作戦に乗り出す。一方、世界各地では『門』を原因とする天変地異が観測されはじめる。にわかに巻き起こる『門』閉鎖論。事態打開の鍵を握るのは、唯一『門』を開く能力を手にした魔導師レレイだけだった―国内外のあらゆる思惑から『門』を死守する日本政府。そして、レレイを護衛する異世界美少女達と伊丹。果たして『門』はどうなってしまうのか―?陰謀巡る第4章、開幕。


感想:★★★★★

総撃(までの政治的判断等の流れ)編。


前巻のラストでゾルザルのもとから離脱したピニャと前皇帝は、イタリカの街で正当政権の発足とゾルザルへの対抗を開始。
オプリーチニキの監視により兵を自由に動かせない皇帝側は、近隣諸国、そしてニホンに頼ることで立ち向かおうとしていた。

が、ニホン側はおいそれと戦力を投入するわけにはいかず…。
そりゃ、自衛隊ですし。
迂闊な殺生を行えば即座にマスコミを通じて全世界に情報が拡散される段階となったこの状況。
首相判断はあくまでも「待て」。


そんな緊張状態がつづくなか、伊丹といつものメンバーをつれてハーディの神殿へ。
ロウリィへの求婚の徹底否定、ヤオの派閥替えを目的に訪れた神殿だったけれども、そこでまさかの事実。

門を開いたの、この神だった!

(見事に話を繋げてくるな……)
レレイの身体に宿った(!)ハーディからその事実と仕組みを聞き、伊丹たちは門を開けっ放しにしておくことの危険性を知る。
とは言っても地震大国日本の住民である伊丹たちの認識はそこまで深刻ではありませんでした。

この段階では、ね。

ハーディの指示で、炎龍編ラストでボッコボコにされたジゼルの案内でクナップヌイと呼ばれる地まで行くと、そこには「三次元の影」とでも呼ぶべき質量の無い黒い影が一面を覆っていた…。
その影に触れた万物はその活動を停止する。
ゲートの向こうの世界では世紀末に現れるこのような影を「アポクリフ」と言うらしいけど…。

プロデューサーさん!世紀末ですよ!世紀末!!



世界の破滅を回避するには、門を閉じなければならない。

当然日本と帝国の交流は途絶える。
すると、正当政権の戦力は一気に落ち、ゾルザルに飲み込まれる。
テュカ、レレイ、ロウリィ、ヤオたちは伊丹と会えなくなってしまう。(または拉致る)
アルヌスの街は日本との交流、貿易がなくなれば行き場のない人であふれる。
日本も今まで投じてきた調査・戦闘費が全て無駄になる。

この状況に一石を投じたのは、レレイ。
ハーディに身体を乗っ取られたときのお礼として得たハーディの力の一部。
それを使えば門を閉じることも、もう一度開くことも可能である、と言う。

もちろん、両世界間での時間の流れの差などに疑問が残るものの、二度と開けられなくなるよりはマシであろう。
もちろん”一部の日本人”は門のこちら側に留まることになるが。
なるが。

こうしてニホンが帝国と手を結びゾルザルを討ち、政治的安定を見届けてから一旦門を閉じ、その後適宜開くという方向性に決定。


そして、全面戦争が、始まる。



圧倒的火力をもつ自衛隊か。

それとも、ここにきてなんか覚醒したのか、それとも無鉄砲すぎて想定できなかったのか知らないけど、自衛隊の裏をかいて進軍するゾルザルか。


⇒冥門編へ続きます。



この文量(500p超え)で上下巻構成だと!?
と思ったら、刊行時の時事問題を考慮しての加筆修正&分冊らしいです。
初版:2011年6月30日
次巻では世界がさらに悲鳴を上げるのか、なにやら大地震の描写があるようで。
そりゃそうなりますわ。



さてさて。
ひとまずストーリーをバーッとなぞってみたけど、今回は今までと大きく違う点がありました!
それは……!

異世界間異性関係!

伊丹まわりは置いておくとして。
前巻のシェリー&菅原もそうだったけど。

ゾルザルの奴隷であり影軍師であるテューレと料理人として潜入している古田。
偽の指示書で紀子の暗殺未遂を犯したデリラとそれを偶然防いだ柳田。
そしてまさかの薔薇騎士団のヴィフィータと健軍。

テューレ&古田は順当として、下2組にびっくりですよ!
巻の幕間が比較的長くて、「その間にも状況が刻一刻と変化している」という点で非常に現実味を帯びてるのがこのシリーズの特徴。
その幕間に一体何があったのか…。
前巻の感想でも書いたはずだけど、物語の進展によってどの人物を主人公にしてもいいくらいそれぞれに”ストーリー”があるんですよね。
伊丹が主人公ではあるけど、キャラの数だけ外伝を作れるレベルで濃い”ストーリー”が。
本の重みだけではない、確かな重厚感がこの物語にはあります。



もう一つの特徴である、時事ネタへの際どい意見の応酬。
今回は古村崎と栗林妹による、マスコミ論がその典型でした。
いやぁ、本当に危ないぞ?これ。
「中国の漁船の体当たり映像」の話にはヒヤヒヤもんでしたよ…。
※あくまでも古村崎さん個人の意見です。
って注釈入れたくなるもん。随所に。

だけど、古村崎さんの「なんでも批判していく報道スタイル」の理由を知れたのはデカイ。
ぶっちゃけ「……○ね」くらいのこと思うくらい嫌いな人だったけど、しっかりとした考えに基づいてのあのスタイルだったら逆に好感を持つまでいくよ。
……マスコミの仕事も就活の候補から外しとこ(ボソッ)



本編も残すところあとわずかな本シリーズ。
外伝のほうが冊数多いことからは全力で目を背けつつ、2つの世界の行く末はしっかり見守りたいと思います。



以上!