どもー。
デスカイザーです。


5月\(^o^)/



今日のラノベ!

剣と魔法の世界ですが、俺の機械兵器は今日も無敵です。

HJ文庫より
『剣と魔法の世界ですが、俺の機械兵器は今日も無敵です』です。


【あらすじ】

老衰以外では人が死ななくなった世界で唯一、怪我や病で死ぬ可能性がある少年エイジ。しかも彼は全人類が使える魔法すらも扱えない異端者だった。そんなエイジが十年前に手に入れたのは、多種多様な機械兵器の作成が可能な“工房”と、その管理者たる狐耳の少女テンコ。彼女の主に選ばれたエイジは、今日も自作の機械兵器を駆使し、立ちはだかる敵を残らず殲滅する!


感想:★★★☆☆

ファンタジーSFディストピア獣耳幼女もふもふ俺TUEEE厨二バトルここに爆誕!
(著者コメントより)


不死となり魔法が使えるようになり、その代償として機械が使えなくなった人類。
その中で例外として、不死でもなく魔法が使えるわけでもないが機械を使えるというアドバンテージを持つ主人公・エイジの復讐譚。

人生の指針として復讐に囚われている割には普段の態度からはそんなことが感じ取れず。
かといって何も考えてないわけではなく、むしろ最善手を打ちやることは全てやっているからこその余裕…?

普段の飄々とした態度と、いざ復讐相手との戦闘となった時の過剰火力による圧殺を見てると……うん、完全にこれはTUEEEの悪い部分が出ちゃってると言わざるを得ないかな。
明確な敵として掲げてる相手の強さが霞んじゃって、物語全体が軽く見えてしまう…。
実際王宮戦力は勝負になってないし、現時点でエイジに次ぐ実力を持っているララセル(表紙のピンク髪の子)でさえほとんど手も足も出ないといって過言では無いくらいの絶望感はあったんだけどね…。


エイジがあんだけ強かったらもう何も怖くなくね…?って。





一方で、その勝負にすら持ち込めなかった王宮勢力を、そうと分かっていても戦場に送り出す指揮をした王女・クラリッサは普段とのギャップが良い方向に。
エイジ好き好きオーラを包み隠さない一面を持ちつつも、王女として、何の権限も無いお飾りとはいえ国民の上にたつものとして、国民を愛する心を持っている彼女の勇姿の美しさといったら……っ!





あとですね。

「死」が無い世界の歪さが、読んでて怖かったです。
だってさ、読んでてもそれを想像できないんだもん。


「死ぬことが当たり前」の世界の住人が、
「死なないことが当たり前」の世界の住人の気持ちになって、
「死ぬことが当たり前」の世界の怖さを汲み取る。


これ、仮に理解したとしたらその瞬間から外に出られなくなるよ?



だからこそ、不老不死っていうのは長きにわたってフィクションの題材にされる一方で、クローン技術の応用には”神の領域”だとして躊躇してしまうんだろうな…。
色々な場所で聞く「いつ死ぬか分からないからこそ今この刹那を一所懸命に生き抜く」みたいな言葉を、真の意味で理解できたような気がします。




本編の話からズレましたが、結論としてはテンコもふもふ可愛いということで。




以上!

剣と魔法の世界ですが、俺の機械兵器は今日も無敵です。 (HJ文庫)
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