どもー。
デスカイザーです。


明日内定辞退の電話をかけたら就活が完全に終了するので、就活の思い出とか、後輩に伝え残したいことを書ける範囲で書いていきたいと思います。
……どこまで書いていいのかな…

ラノベブログという思いっきり就活と関係無い場所でやる深い理由は……無いんですが(汗)
「ラノベを読むこと=人生について学ぶこと」だと思っているので、こうした題材も個人的には違和感はあっても矛盾は無いかなぁ、っと思っています。
ま、なんだかんだ言ってもノリはいつもの感想と同じです。



最初に2017卒のスケジュールについておさらい。
(これを把握して読まないと多分疑問が出ると思うので)

企業へのエントリーが3月解禁
選考は6月解禁



では!

3月:エントリー解禁

2月末の時点で私が興味を持っていた業界は、

・出版取次
・書店
・MR(医薬情報担当者⇒詳しくはwebで)
・中食(弁当とかですね⇒詳しくはwebで)
・教育補助(文具とか問題集出版とか)
・物流(国内物流、倉庫)

でした。
動機としては、書籍関係はラノベ趣味から、MRは常に学び続けられるから、中食は業界自体の将来性、教育補助は直接教えること以外で教育に携わりたいから、物流は某通販会社でやっているアルバイトから。

安易ですね~!
とても安易ですね~!!

だって、逆に凄くないですか?

「どう働きたい」というのが
1ミリも理由に無いんですよ?





これが私の就活の最初にして最大のつまずきです。
報いはこの後すぐにやってきます。



私の大学では学内合同説明会を3月上旬に連日開催されていたので、上にあげた業界や小売店、住宅関連などの企業の説明会を受けさせていただきました。

そして、十日が過ぎようとしたある日、
とある企業の1次選考を受けさせていただきました!
……報いはもう少し先です



「選考解禁は6月じゃないの?」と思ったそこのあなた!



選考は絶対に6月以降にやるなんて……誰が言った?



嘘……では無いんですけど、注意書きとして「※ただしイケメンにかぎる」「※ただし超大手企業にかぎる」が付くんですよね…。
肌感覚としては、むしろ6月以降に選考がスタートする企業を特別視したほうが良いんじゃないかというレベルで3月4月からガンガン選考が進みます。
なので、「エントリーから選考まで3ヶ月もあるならまだ遊んでてもいいやwwwww」なんて言って2月に遊び呆けてると痛い目を見ます。


話戻しますが、1次は会社説明+簡単なテストという形式でした。


その会社説明が社長と会議室でマンツーマンでな!?


おかげでそれ以降の面接は過度な緊張をせずにできたんですけど、就活開始して半月とかでこの体験。
心臓に悪い!!

そして1次は無事通過して、2次選考の個人面接。
ここで、”報い”が訪れるのです…。


面接官「それではあなたの志望動機を教えてください」
deskyzer「私が御社を志望する理由は~~で……だからです」
面接官「うーん……もう少し具体的に教えてくれる?どんな仕事したいとか」
deskyzer「……(あれぇぇぇぇぇぇぇええええええ?????)」





志望動機が言えない




面接の準備として、パンフレット読み込んだり説明会のノート見返したりして準備はしていたんです。
ただ、就活というものをよく分かっていなかったんですね。
抽象的にやりたいこと」はあっても「具体的にやりたいこと」が無かったんです。
これは致命的。
なにせ、人事の人が知りたいのは、その具体的な部分なんですから。

これに気付いたのがまだ3月で、他の企業の選考までにまだ時間があったから良かったけど、もう少し遅かったらと思うとゾッとします…。
(なお、志望動機が言えなかったのにまさかの合格だったのですが、「いやそれはおかしい。い。」と辞退させていただきました)


志望動機をどうまとめたらいいのか。
個別企業説明会での人事の方のお話などもふまえて考えた結果、私が得た結論はですね?



自分の就活の軸+企業理念
            +店舗コンセプト、社風



です。

自分の就活の軸、これは多少曖昧でも構いません。
私の場合は、「遊び」と「地域密着」でした。
ふわっとしていますねw
そのふわっとしたものを包むための固い殻が、企業理念であり、社風であるのです。
自分の軸をどういう手段で外に出すのか、ということですね。

「どういう想いを持って入社するのか」
これが明確になっていると、入社してから自分の思い描いていた仕事内容と多少異なっていても手段が変わるだけで目的が変わってないという考えに。
逆に明確になってないと、「思っていたのと違う」と転職・退職することになってしまう
……のではないかと推測しているんですが、まだ働いていないので何とも言えないですね。


えーーーっと、つまり、目的をはっきりさせて手段を選ぶというだけのことです。
普段当たり前にやっている取捨選択を、企業選びにもそのまま当てはめればいいんです。



このあたりをラノベ風に例えると、

軸=勇者となって魔王を倒す!
理念=世界を平和にするんだ!!
社風、コンセプト=勇者にしか抜けない剣を抜いて、魔王城へ!



現実=抜けない



明確な場合=ヒーラーの適性が認められて勇者パーティへ!
じゃない場合=ヒーラー?そんなのやりたくない⇒盗賊へ




そしてですね、そんな目的を見つけるために必要なことが……


自☆己☆分☆析



就活中、嫌というほど目にし耳にする単語ですね!
セミナーやらなんやらで色々よく分からない理屈を並べ立てて自己分析の必要性を説かれましたけど(失礼)、要するにですね!



今まで自分がどういう”動機”で
   選択肢を選んできたかを思い出せ




というだけのことです。
なぜこんなシンプルな結論を、あの人たちは教えてくれなかったのか。



やったことある人も、やったことない人も、ギャルゲーをイメージしてください。
エロゲでも可。


A子B美と、第一印象は大和撫子だけど実際話してみたら意外とおっちょこちょいな部分がギャップでかわいい黒髪ロング、胸は着物との相性が完璧な慎ましやかさでありながら究極の美を体現したかのようなくびれとの相性により完璧なプロポーションを発揮し実家の道場で毎朝やっている弓の稽古のおかげか無駄なく引き締まっている太ももとスラッと伸びたふくらはぎが快活でありながら妖艶な雰囲気を醸し出す肢体を兼ね備え仲の良い友達からは「しーちゃん」と呼ばれている宮原椎菜さんの3人のヒロインがいることにしましょう。


常に如来像をカバンに忍ばせている主人公が、引っ越してきたばかりで街を案内してほしいという場面で選択肢が出てきました。
さて……、



A子ルートを狙っているのに、B美さんという選択肢を選びますか?
(ハーレムEND及び他ヒロインの好感度下限による強制共通ENDは無いものとします)




逆に言えば!
B美さんを選んだということは、B美さんルートに入りたいということです。
これです!
これを、自分の人生にも当てはめて考えてみてください。
女の子を選べという意味ではなく。


私の経験だと例えば……ラノベを読み始めたきっかけ。
「高校で知り合った友人がラノベ読んでいて興味を持った」だけでは弱い。
その前には選択肢として「興味を持つ」というものがあったはず。
じゃあなんで興味持ったのかというと、「真面目に生きていても損ばかりするなら徹底的に遊ぶのも良いんじゃない?」という。
つまり、ラノベを読むという選択の根幹には、「遊び」という概念がありました。
(ついでに「真面目に生きていても損ばかり」という部分は反省点と改善点を合わせて語ることで面接鉄板ネタの「今までの人生で一番苦労したことは?」をカバーできました)


っていう具合で今までの自分の選択、趣味、進路、アルバイト、人間関係etc…を振り返り、根幹を見ること。
これが、deskyzer流の自己分析です。

まさか就活にエロゲの経験が役に立つとは思わなかった




まだまだ書き残しておきたいエピソードはたくさんあるんですが、指南もどきを書き連ねていたらだいぶ長文になったので一回区切ります(笑)

next→?????

スポンサードリンク