どもー。
デスカイザーです。

炭酸の中でも三ツ矢サイダーとコカコーラだけは、口に含んだあと嚥下するタイミングがつかめずに口の中が大惨事になるタイプです。
二酸化炭素って凶器だよ(真顔)



では、今日のラノベ!

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン2

電撃文庫より
『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン2』です。


【あらすじ】

実戦経験を積むため、北域へと遠征することになる帝国騎士イクタたち。目指すは、カトヴァーナ帝国九百年の歴史において、一度も外敵の侵入を許したことのない大アラファトラ山脈に守られた軍事拠点、北域鎮台。野盗の相手と山岳民族「シナーク族」の監視以外は総じて暇だと噂される、帝国最北の基地だった。しかし、どこか訓練気分の彼らを待ち受けていたものは、想像以上に過酷で壮絶な―そう、本物の戦場だった…。


感想:★★★★★

あ、ありのまま今起こったことを話すぜ?
「今日のラノベ!」の後から画像挿入して「電撃文庫より」って入力するまでのあいだにIMEが切り替わった…!
何を言ってるか分からねぇと思うが、俺にも分からねぇ……。
変換がままならなさすぎてストレスマッハですが続行します





2巻にして早くも実戦……それも結果的に見れば帝国史上最悪レベルの戦い。
イクタたち騎士団をはじめとした兵士の苦労と、最悪の中でも少しでも良い結果を掴み取ろうとする足掻きと、それをあざ笑うかのような絶望の連続。


戦いが始まってからはどこを切り取っても胸が痛む思いがするけど、その中でも痛烈だったのが212p。
イクタが少女の死を悼むシーン。

科学的な思考を美徳とするイクタが、それでもなお悲しみに打ち勝てず、声を漏らす。
泣き叫ぶでも涙をこぼすでもなく、「声が出てしまった」や「言葉が、内側からこぼれ出す」という表現がイクタらしくて、同時にイクタらしくなくて、つらかった。

実は読んでいてその少女が初めて登場したその瞬間から「この子はこの巻で死ぬ」っていう直感がありました。
まだ戦いがどういったものになるか分からない時点で。
開戦して、やっぱり段々その子が死地へ近づいていったので私個人としての覚悟はできていました。
でも、それでも。
イクタには彼女の死を知ってほしくはなかった……。

実際のところは分からないけど、やっぱりその後のイクタは「らしくない」部分が顔を覗かせることがしばしばあって、そのたびにイクタの悔いとか悲しみとか怒りとかを感じてやるせなくなりました。




話は前後するけど、序盤で北域鎮台の歓迎会でのイクタとシャミーユの会話も印象的。
姫さまは騎士団を自らの護衛というポジションで囲い込んでいるわけだけど、姫さまの野望のその先には、その騎士団の中のヤトリが立ちはだかる可能性が高いこと。
それを押しのけてでもやり通さねば、目標は達成されないこと。
……よく考えるまでもなく、将来のどこかでイクタVSヤトリが実現することが決定付けられた瞬間ですね。
さじ加減ひとつで主要キャラすら死んでいく可能性があるだけに、こういう展開が約束されているのは恐ろしいです…。



比喩でも何でもなく本当に絶望的な戦いを潜り抜け、かけがえのない人たちを失ってしまって。
即座に次の戦いが(イクタ風に言うなら付録(おまけ)が)すぐそこに迫る!という状況で2巻は終了。

3巻は、2巻以上にハードな撤退戦となるのかな?
楽しみ……とはとてもじゃないけど言えないですよ…。
願わくば主要キャラだけでも生き残ってくれますように……



以上!

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (2) (電撃文庫)
宇野朴人
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2012-11-09)
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