どもー。
デスカイザーです。

コミケ前々日!
今年は1年半ぶり?くらいにホテルとっての参加なので、出発前日……もう当日ですけど…です!
企業も同人もまだほぼ全くチェックできてないんですが、ラノベ枠、エロゲ枠、ソシャゲ枠のどれも狙いとなる作品は潤沢にあるので……まぁつまり明日が大変なのよな…。

夏コミに参加される皆さん!
熱中症とお金の使いすぎには注意しましょう!



今日のラノベ!

銃皇無尽のファフニールⅫ

銃皇無尽のファフニール Ⅻ
ダークネス・ディザスター

著者:
ツカサ

イラスト:
梱枝りこ

レーベル:
講談社ラノベ文庫


【あらすじ】

世界各地で同時に出現した、すべてを包み込もうとする漆黒の闇。そして、その中から現れたモノは、はるか昔、地球にやってきた五番目の災厄―“恒生”のバハムートの姿をしていた。バジリスクの権能を受け継いだイリスなら、バハムートを倒せるかもしれない。その希望を胸に、悠たちは戦艦マルドゥークを完成させ、バハムートのもとへ向かう。一方で深月は、悠の彼女への想いが本物なのか、それとも世界を救うための本能に過ぎないのかの間で揺れ動き―。「要するに私は―皆さんの敵だということですよ」ずっと救いを求めて、けれど見つけられなくて、たどりついたのは悲しい決意で―。アンリミテッド学園バトルアクション第十二弾!




感想:★★★★★

前巻がイチャコメに振り切ってたからか、ややシリアスな場面を含んでいた序盤~中盤をあまり暗い印象を受けずに読めました。

先に可愛かったポイントを挙げておきます。
後半の感想は重くなるので。



フィリルが王女可愛い(王女は形容詞)




大事な戦いの前になんばしとっと?!
いや大事な戦いの前だからこそなんだろうけど、その1歩を踏み出すとしたら…、うん、絶対フィリルだと僕は信じていたよ!!
夢見る王女は強いのです(`・ω・´)



ではでは。いざいざ。
重くなりそうな後半。

今巻で注目したのは2つのポイント。

まず、Ⅹ巻で文字どおり死闘を演じたロキ少佐と物部悠の(画面越しの)再開のシーンは、まさに「昨日の敵は今日の友」というか…。
死闘の前は悠が少佐を強く警戒していることがありありと伝わる文章だったけど、今回は死闘を通じて少佐の本心に近づいたからか妙に親しい雰囲気を感じました。


2つ目は、いわば『銃皇無尽のファフニール』という作品の第1章を「Dとドラゴンとの戦い」とするならば、第2章が明確にスタートしたというポイント。

1章後半でヴリトラが出てきてからその予兆はあったけれども、その構図、すなわち「今まで戦ってきたドラゴン=抗体竜種(カウンター・ドラゴン)の力を引き継いだDたちが、ノインとして”第九災厄”(ナインス・ドラゴン)を打ち倒す」というのが今回初めてはっきり示され、実行されました。

と言っても戦ったのは第九災厄ではなく第五災厄。
地球上に現れた4箇所の巨大な暗闇の球体の1つから現れた全長1万メートルの第五災厄”恒星”のバハムート。
さらにバハムートが移動したことでバハムートの暗闇と別の球体の暗闇が繋がり、新たに湧いてきた第六災厄”異暁”のナイアラトテップ。
順当に考えるなら球体1つにつき1つの”災厄”が現れ、それらを乗り越えた先に第九災厄が待ち受ける、ということになるんですが…。




深月、闇堕ち




「あぁ、ファフニールってそうだったよね~…」ってなるよそりゃ…。
こうなると、第九災厄となった深月とノインとなった悠+ブリュンヒルデ教室の構図が出来上がる予想が成り立ちますね。

あぁ、だから闇は篠宮都の形をとるのか。
かつて深月がクラーケン化した都を仕方なく討ったのと同じような状況だから。
悠は深月のその記憶さえも打ち破らなければいけないんですね。
ただでさえ妹としてみるか一人の女の子として見るかで揺れているのに…。

「それが人の形をしているなら必ず殺せる」という悠の能力を封じた上で深月に勝たなければいけないんだから更につらい。


深月ラスボス説はあくまでも予想ですが。




これ本当にどうなるかなぁ…。
敵も味方もパワーインフレしすぎて予想ができない…




以上!


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