どもー。
デスカイザーです。


なんとか無事、自動車免許合宿を終えることができました…!
仲間に恵まれ合宿自体はとても楽しく過ごすことができたんですが、それと同時にラノベとお酒から離れた2週間でもあったわけでして。
(ラノベに関しては読める時間で登山とか散歩とかしていたのが悪いんですが(笑))

今日久々にがっつり1日読書して、やっぱりラノベって面白いなぁ、と再認識しました!
「ラノベこそ我が人生」に変わり無し!


では、今日のラノベ!

規格外れの英雄に育てられた、常識外れの魔法剣士①

モンスター文庫より
『規格外れの英雄に育てられた、常識外れの魔法剣士①』です。


【あらすじ】

カルト教団から少女を救おうとして殺されてしまった高校生は、異世界へと転生し、とある老人に拾われる。ところがその老人がただ者ではなかった。ただ者ではないどころか、常識などまったく通じない系の「英雄」だった!!この物語は、幸か不幸か、加減を知らない英雄に育てられ、とてつもない力を身に着けてしまった転生者レインのお話。―やがて少年は成長し、ハーレムを作る!?『物理さんで無双してたらモテモテになりました』のkt60が贈る、ラブ&エッチ規格外れファンタジー!


感想:★★★★☆

良くも悪くも『物理さん~』に非常に近い作品。

単品で見れば間違いなく面白い。
ただ、あまりにも『物理さん~』に近すぎて反応に困るというか…?




太字ギャグなkt60節は今作も健在!
育ての親である英雄・レリクスと主人公・レインの並外れた強さがテーマなだけあって、それに関するワードには特に力が入っているように思いました。
ただ、私のなかで吹き荒れた瞬間最大風速ワードはそれ関係ではなく、レインを追って転生してきたマリナ(表紙右の子)の度を超えた好き好き病の一端を覗いた時のレインの心のツッコミですね!



これがまともだって言うんなら、トンカツを載せまくったパフェだってヘルシーだよ。
(本文46p)


生クリームとかフルーツを載せまくるのではなく、トンカツをチョイスするあたりにレインの動揺とマリナの異次元さが見え!
そこまで動揺してるのに「!」ではなく「。」で閉じてるから、諦観も混じっているのがよく分かる!
素晴らしきパワーワードです!

レインとマリナには、今後もイチャイチャしながらパワーワードを量産してもらいたいですね!!




一番心に残ったシーンもやっぱり上のワードの前後の、レインとマリナが出会うシーン。

いや、だって冷静に考えてみてくださいよ?
死の定めから救われた少女が、自分を救い死んだ少年のことを10年間想い続けてついには世界の垣根すらも超えて会いに来て、事実上結ばれちゃうんですよ?
もう、その軌跡を描くだけで文庫上下2冊くらい出そうな感動エピソードじゃないですか?
トンカツパフェをヘルシーだと言い切れるくらいの強烈な想いがあるわけですよ?

それを最初の43pに詰め込んでしまうこの作品が恐ろしい……!




ただ!
ピークがそこ(序盤)にあるということは、そこから後は下がっていくだけであるということの裏返しでもあるんですよね…。
例えて言うならすごく長く飛ぶ紙飛行機のような作品
手元を離れ一気に上昇!……するんだけど、そのあとは螺旋を描きながらゆ~~~っくり遊覧飛行。
もちろんその飛行位置は地面スレスレではなく、最後の1ページの時点でもまだ高い位置を維持しています。
いるけれども、確実に落ちていっていることには違いないんです。

もっともフリスビーのような後半ピーク型も、紙ではない飛行機の最初と最後以外ずっとピーク・平坦型も、キャッチボールのような山型も、同じように長所短所があるんですがね…。
2巻以降はどういう軌道になるのかな…?




……問題の反応に困った『物理さん~』との類似ポイントの話を。

1つはカリンとミーユという二人のキャラ。
カリンはリンディスに、ミーユはカミーユに、それぞれ外見と性格がほぼ一致。
まぁミーユはカミーユと明確に違う設定が出てくるのでそれで納得できたんですが、問題はカリンですよ…。

黒髪/セーラー/頭に羽/「ぜな」語尾/強い者には逆らわない主義/常識の範囲内でせこい/基本アホの子

ここまで一致していると、もうカリンをリンディスとしか捉えられなくて、読んでると混乱するんですよ…。
「なんでこの子はメイルシュトロームを使わないのだろう」って思考がどうしても付いて回る不器用読者の私をどうかお許し下さい…。



もう1つは……ネタ被り。
ヒロインを淫らに彩る触手を前に、思わず「あいつは味方」と熱弁してしまうネタが75pにあるんですが、『物理さん~』7巻でも同じようなネタをやっていたんですよ。

同じレーベル、同じような表紙デザイン、同じようなジャンル、「強者に育てられ無双する」という主人公の幼少期、似た外見・性格のキャラ、と来てネタまで被ったら、さすがに「じゃあこの作品の存在意義は何なんだ」と言うしかないじゃないですか!

まぁ、その矛も直後の半端ないお父さんのおかげですぐ引っ込みましたが。
UTMO(ウチの父さん、マジでおかしい)ですべてが片付くこの作品、ほんとおかしい(褒め言葉)




2巻は…期待半分、不安半分。
これ以上似たキャラが出てくると、頭が追いつかない可能性があるだけに。



以上!