今日のラノベ!

ゼロの使い魔17

MF文庫Jより
『ゼロの使い魔 17』です。


【あらすじ】

奇妙な二人組の刺客に襲われた才人は、心配して捜しにきたシエスタに助けられて息を吹き返す。しかし、待っていたのは、「ルイズがいない」という現実。落ち込みまくる才人は、シエスタに叱られ、励まされて、ルイズを捜し始める。アンリエッタにも事の次第を報告し、大がかりな捜索へと発展した。その頃、傷心のルイズはとある宿場町で、危険な雰囲気をまとう魅力的な少女と知り合う。ジャネットと名乗る彼女は、ルイズに「ひっそりと身を隠して暮らせる場所」を教えてくれるという。大人気冒険ファンタジー、離ればなれになった才人とルイズの行く末は!?緊迫の第17弾。



感想:★★★☆☆

姿形がどんなに変わっても、忘れられない人がいた。



……というところでしょうか。


ルイズとサイトの再会シーンは、アルビオン編でサイトがティファニアのもとに居た時の展開に酷似していたのが、面白いと思う反面ちょっぴり残念に思う気持ちも。
展開自体は熱い!が、飽きてきてもいる。

これだけ長く続いているんだからシリーズの根幹にある「サイトとルイズの微妙な関係」というテーマを成立させるための展開が多少似通っていてもしょうがないとは思います。
ただ、そこにテコ入れをして「似ている」を感じさせないことを求めるのが読者の横暴だと言わせる気もない、という感じですかね…。




ジョゼットをめぐる展開は面白かったです!
ジョゼフ王をめぐってあれだけの展開があったガリアに、それでもなお秘密が転がっていて、さらにタバサをめぐるロマリアの陰謀まで関わってくるというね!
ハルキゲニアが絡む余地なく、その陰謀がひとまず完遂されてしまっているあたりもアンリエッタの若手感があって良いと思います。

よく考えてみると、ただの修道院が空以外で立ち入れない場所にあって厳重に秘匿されているわけが無いですもんね…。
何か王族に関係する秘密があると疑える状況ではあったか……不覚。



……ルイズ失踪の次はタバサ失踪か…。
続くなぁ……。
ティファニアが失踪したら「疾走エルフか!」って言えるんだけどなぁ…。




以上!


ゼロの使い魔 17黎明の修道女 (MF文庫J)
ヤマグチノボル
KADOKAWA/メディアファクトリー (2009-06-22)
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(追記) 先生が亡くなられている状況にあるからこそ思うことかもしれませんが、 この巻のあとがきが、それまでと全くテンションが違うのが気になりました。 先生がどういった病状・経緯で亡くなられたのかは把握していませんが、「読者に分かる」最初の異変というのはここだったのかも、しれません。