どもー。
デスカイザーです。


『ゼロの使い魔』連続更新も残すところあと3回!



今日のラノベ!

ゼロの使い魔20

MF文庫Jより
『ゼロの使い魔 20 〈古深淵(いにしえ)の聖地〉』です。


【あらすじ】

「やっぱりわたし、サイトのこと好きなのかな」「見せるの、そんなにイヤじゃなかったの」「わたし、悪い女の子なんだわ。友達の恋人を好きだなんて―」―ティファニアの『革命胸(バスト・エボリューション)』のおかげでエルフの追っ手から逃れた才人たちは、ルクシャナの導きでとある島を訪れる。この世界の生き字引といわれる水韻竜に会うためだ。だが有益な情報はなく、やきもきしながら過ごすうちに、ついにテファがレボリューション!?一方、ルイズは学園の仲間とともにエルフの土地へ。才人の無事をひたすら信じ、迎撃するエルフたちと戦う。世界を巻き込む災厄に翻弄されるルイズと才人は、再び手を取り合うことができるか!?いよいよファイナルへ、カウントダウン3。


感想:★★★★☆

「サイトはルイズの恋人」だと頭で分かっていても、心がそれを許さない。
一時の夢でも良いとサイトにアタックするティファニアがとても健気で可愛い…。
某野望の光秀ちゃんもこのくらい健気だったら本能寺なんて微塵も気にしなくて良かったのに、とか考えてしまいました。


エルフ側にも、人族側にも、同じ一族のファーティマからでさえ冷たい目で見られ。
それでもたったひとつ望んだ奇跡「サイトを使い魔に」。
本当にそれまで健気さが報われなさすぎていた中でのこの奇跡。
シリーズ十何巻分の重みがある契約のキスは、今までサイトとルイズがしてきたどのキスよりも重みがあったように思います。
それで良いのか正ヒロイン……。


一方その正ヒロインはというと、自信を無くしたり上限突破して取り戻したり。
安定の情緒不安定性を発揮しながら、エルフ族の首都アディールへ向かう最中に伝家の宝刀「爆発(エクスプロージョン)」を使用。
アルビオン艦隊を撃退した時以来の最大出力!

「話し合い」の席にたどり着くまでの手段とはいえ、空軍を壊滅させていくスタイルかー…。
独断専行してのこの行動は、その後の交渉に大きく影響しそうで怖いんだけどどうなんだろう…?






ヤマグチノボル先生の最終著書。
“聖地”の場所が朧げながら判明したり、サイトがティファニアとルイズの二重使い魔となり、同じようにジュリオがヴィットーリオとジョゼットの二重使い魔となり…。
物語が完結に向けて大きく、大きく動き始めました。
ティファニアの活躍・砂漠編というそれまでの『ゼロ使』とベクトルの違う話と、ルイズが自信を取り戻し爆発(エクスプロージョン)をぶっ放す今までの『ゼロ使』。
その両方がギュッと凝縮され「書きたいことを凝縮させた」と思ってしまえる内容であることが、余計に悲しいです。

あとがきの「書ききれるか心配です」という言葉は、文脈上そうした意味では無いはずなのに今読むととてもジンとくる言葉です……。




どこに着地して終わるのか。
残り2巻も、心して読みます!



以上!


ゼロの使い魔20古深淵の聖地 (MF文庫J)
ヤマグチノボル
KADOKAWA/メディアファクトリー (2011-02-22)
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