どもー。
デスカイザーです。


SAO「オーディナル・スケール」昨日見てきました!
メインキャラ総出演でオリジナルキャラ出してぐだーっなんてことはなく、SAO事件を原作以上に掘り下げつつキャラの魅力を引き出すストーリー、さらにはアリシゼーション編に続くエンディングとすごく面白かったです!
コンサートのシーンでシリカたちの一つ前の席に川原礫先生がいたように見えたのは気のせいじゃないはず…。



では、今日のラノベ!

ソードアート・オンライン19ムーンクレイドル

電撃文庫より
『ソードアート・オンライン 19 ムーン・クレイドル』です。


【あらすじ】

アンダーワールドは、三百年に及ぶ争乱の果てに、ついに一つになった。どこからともなく現れた、たった一人の“ベクタの迷い子”が暗黒の神を倒し、この世界に平和をもたらしたのだ。しかし、そんな人界の中枢、白亜の塔“セントラル・カセドラル”にて―。“整合騎士見習い”へと昇進したロニエ・アラベルは、人界の最高意志決定者“代表剣士”キリトから、衝撃的な言葉を耳にする。「―いずれもう一度戦争が起きる」“アンダーワールド大戦”のその後を描いた“アリシゼーション編”最後を飾るエピソード!


感想:★★★★★

アリシゼーション編の後日譚、現実世界の五百万倍というスピードになったアンダーワールドにおける物語。
主人公は……ロニエ!!
月のように寄り添う彼女の、儚い輝きが導くものとは…



傍付きとしてキリトを見てきたロニエ、同じくユージオを見てきたティーゼ。
ロニエはアスナの存在が、ティーゼはユージオの消滅が理由で絶対に想いを伝えられないような状態にあって。
そんな恋における葛藤を抱えつつ、整合騎士としては着実に成長し続けるロニエの様子がもどかしくもあり、嬉しくもあり!

本編というかアリシゼーション編の中では学校にいた頃はメインヒロイン格だったけれども、そのあとはアリスが出てきてアスナも来て他の女の子たちもリアルから来て……。
確かに心神喪失したキリトの護衛として出番はあったけれども多くは語られないようなポジションだったから、こうしてキリトを想う気持ちと「アスナ様がいるから絶対に口に出してはいけない」という思いの間で葛藤する姿が見られたのは本当に待ち望んでいたことで嬉しかったです。


それと対比するかのように騎士としても女性としても成長していたのが、《無音》のシェータさん。
暗黒界人のイスカーンと結婚して子供も授かり、神器級の剣を大戦で使い潰してしまうも《無手》の剣士として新たな境地に足をかけていました。
二人の意外なほどの良い親っぷりを見ていると、あの大戦が必ずしも負の側面だけでなかったということを感じますね…。
そりゃ、戦は無いほうが良いに決まっているけれども、戦がなかったらイスカーンとシェータが出会うことも惹かれあうことも無かったでしょうし…。

二人の娘のリーゼッタをあやすロニエは、可愛さを感じて祝福していたのは間違いないけれども、それ以外の感情がトゲとなってチクリと刺さっていたんじゃないかと、つい考えてしまいました…。
キリトと2人になる機会が続いていただけに、そうした想いもどんどん強く…。





と、恋の話ももちろんなんですが、メインはアンダーワールドで発生した殺人事件とその背後に潜むものに迫るというもの。
殺人が起こるはずがないというところと、証拠となるものが消滅したというところで「SAO」での圏内事件を思い出しましたね。
あの時は被害者が死んでおらず転移していたというタネでしたが、今回はどうやら本当に死んでいて、武器も天命が容易に全損するように生成されたものようで、本当に背後に何かがあるようです…。
謎の黒い影、裏の暗黒術師、実行犯の謎…。

実行犯に関しては「システムに事故だと誤認識させる手順をとる」ことでシステムの縛りから逃れたとか、あるいはクスリやら何やらで自我を喪わせるか操るかして自殺させたとか、色々推理はできますが…。




話は大台20巻に続くようです。
恋も事件も気になりますが、「ロニエ・シンセサス・サーティスリー」が実現したのかどうかが一番気になるかも…。




以上!


ソードアート・オンライン19 ムーン・クレイドル (電撃文庫)
川原 礫
KADOKAWA (2017-02-10)
売り上げランキング: 50