今日のラノベ!

魔装学園H×H 12

魔装学園H×H 12

著者:
久慈マサムネ

イラスト:
Hisasi
メカデザイン:
黒銀

レーベル:
角川スニーカー文庫


【あらすじ】

究極の装甲『ゼクロス』をまとい、戦場に降り立った怜悧。果たして、その圧倒的な力は不死身のオーディンを破れるのか!?一方、傷無には最強にして究極の機械神タナトスを倒すため、新たな任務が課せられる。それは総勢25名とのハーレム・ハイブリッド!?視界すべてが美少女たちで埋め尽くされるなか、2日間にわたる過去最大級のミッションがいま始まる!大切な仲間と家族―それぞれの想いを胸に、物語は最終局面へ!!



感想:★★★☆☆

声を大にして感嘆の言葉を零したい!








ガーさん……!








いつぞやの痴漢プレイ以来?の接続改装は、愛音たちとはまた違う信頼が見えてきて素晴らしいです。
苦労する道を歩み、周囲の才能豊かな人たちとの差を感じ、それでも自分にできることを全力でやってきた二人だからこその。
内容は違えど同じ苦労を分かち合った、まるで老練した夫婦の絆のような。

もちろん、改装の直前のオーディン戦でのトドメという大役を果たすシーンも、ガーさんファンが涙すること間違いなし!
68・69pの文章とイラストだけ拡大印刷して壁に貼り付けたいくらい好きです。
Tシャツとかタペストリーとか下敷きとか、なんとか作っていただけませんかカドカワさん…!





◎帯でも大きく書かれた25人との多妻改装(ハーレム・ハイブリッド)について。

25人を羅列して整理するだけで3ページ!
多妻改装の2日間を描くは実に118ページの大ボリューム!
本文が259ページあるので、約45.5%が改装シーンです。

事前情報の衝撃と実際読んでからの感想はどっちも「バカだwwwww」ですね。もちろん褒め言葉です。
褒め言葉ですが……思っていたのとは違う読後感。
というのも、改装シーンを読みながらも戦闘シーンとか政争シーンが恋しくなりまして。

今までどういう経緯で改装していたっけなぁ…、とか
アマテラス以外最初はほとんど敵対していたのになぁ…、とか

最終巻目前にして自然とシリーズを振り返っていたことに驚きました。
これを意図しての構成だったら素直に拍手なのですが、単巻としては物足りなさを感じたので評価は控えめにしました。




物語の最後を迎える前に衝撃のDEAD ENDなのですが、これどうするのでしょう…。
限界を突破する 合☆体 を仄めかすあとがきもあることですし……どうするのでしょう…


NOVEL0でできることを、
スニーカー文庫がやらないわけがない…!





以上!



魔装学園H×H12 (角川スニーカー文庫)
久慈 マサムネ
KADOKAWA (2017-11-01)
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