どもー。
デスカイザーです。


コミケ1日目&2日目、お疲れ様でした。
私deskyzerは何年かぶりに(5年ぶり?)不参加です。
明日、男どもの聖戦となる3日目も寒くなるようですので、風邪と凍死に十分お気をつけくださいませ。
……リアルに冬コミ早朝のトイレ列の寒さで気を失いそうになったお兄さんからの注意だよ!

ラノベ界隈も明日なので、本当に行きたかった……。




悔やんでも仕方ない!
こう、自制心とか射幸心とかそのあたりのせいですからね!!

ので、今日のラノベ!


文句の付けようがないラブコメ 7

ダッシュエックス文庫より
『文句の付けようがないラブコメ 7』です。



【あらすじ】

幾千幾万の輪廻を超え、ユウキとセカイは真のエンディングにたどり着いた。高校生だった彼らはいつしか大人になり、酒盛りしたり就活したり、周囲の反対を押し切って同棲してみたり。裁定者として絶対的な役割を担ってきたハルコ・クルミ・おチヨの三人もまた、新たな人生を謳歌し始めている。バッドエンドの連続だったこれまでの不条理を笑い飛ばすかのように、彼らは“普通のしあわせ”を当たり前に過ごしていく。これは、たった五人でセカイと世界を救うべく足掻いてきた勇者たちに贈る、最初で最後で最高の「文句の付けようがないラブコメ」。



感想:★★★★★

恐らく感想やレビューのほとんどに使われているであろう、この言葉。
やはり、この言葉こそがこの巻に、この作品に相応しいでしょうっ!!


まさに、文句の付けようがないラブコメ、でした!






以下、読書メモと共に感想を。




~memo~



10p:衝撃の一行、あと把握
⇒前巻のラストから、セカイとのどんな甘い生活が繰り広げられるのかなー!とワクワクしながら本を開いたら「妹と結婚して五年が経った 」、ですよw
びっくりして笑っちゃいましたが、つまりはこれユウキとセカイのハッピーエンドではなく、ユウキとセカイとおチヨさんとクルミちゃんとハルコの5人全員の幸せが保証されたうえでの「文句の付けようがないラブコメ」が見れるということの証左ですね!
……っていうことを把握しました。(=ハルコの妄想であることは看破)

それにしても恥ずかしがるハルコは可愛かった…!



66p:こんのすけこましのすっとこどっこーい!
こんのすけこましのすっとこどっこーい!
ハルコに対してもクルミちゃんに対しても「つい出ちゃった」って軽いノリで可愛いだの女性として魅力的だの言ってるけど、君そのシチュエーションの破壊力分かってる?分かってないでしょ!?
ハルコに対しては、恐らく46兆の46兆乗の繰り返しのなかでもぶれることのなかった庭でのティータイムでの告白。記憶が無くても心が忘れない時間。数少ない確約された「2人だけの時間」にハルコがどれだけの思いを持っているかは、クルミちゃんがティータイム来てるときの不機嫌さで明白。
クルミちゃんに対しては、良き友人としての我儘という形を取ったデートの終盤、万全の計画を立てたクルミちゃんの計画外の体調不良による膝枕療養中の告白。良き友達、良き同僚としてユウキの傍に物理的にも精神的にも居続けたクルミちゃんに物理距離ゼロからの照れ笑顔。そんなん赤くなるわばか。
すっっっっごく「夏祭り」歌いたくなるシチュエーションでした。



70p:なるほど資格から入る
⇒プロの人を真似る時、「まず形から入る」とよく申します。
個人的には形から入りつつ理屈を学んで理解に努めるのが究極にして唯一解だと思ってますが。
ともかく、おチヨさんのようなパーフェクトな人材を目指すのならば、まず資格から入るというのも一種「形から入る」になるのかなぁと。
教員免許、調理師免許、英検一級、危険物取扱者甲種、利き酒師免許etc…。
……何年かかりますかねー?



94p:なんだかんだでおチヨさん。されど……?
⇒いつものぱーふぇくとめいどを崩さずユウキに迫るおチヨさん。
ユウキに調子を狂わされることにが多くなってきた彼女の、なけ無しの反撃も半ば不発に終わってしまった感じでした。
ユウキの成長を感じるのはもちろん、おチヨさんがそれ程までに心を開いていることにも他ならないのでなんか嬉しくなりました。
……おチヨさん、ドキドキしてたんでしょうか…?
1人になった時に思い出して赤面してそうで可愛い!待っておチヨさん笑顔がコワイッ



108p:……と思ったらぶっ壊れた……
⇒いえーい!今まで全く想像していなかったおチヨさんの一面いえーい!
セカイの泥酔はまぁいつも通り(?)として、クルミちゃんとハルコの泥酔姿は絵にな……らないですし、おチヨさんに至っては触れちゃいけないレベルに達していますね!
もしかしたら就活をする娘たちに、巣立つ子らに感慨を覚えているのかもしれませんね。
いえーい!よく考えたら娘たちに混じって大学の非常勤講師が就活スタイルいえーい!



169p:いつもの
⇒このシリーズは、やっぱりこれが無くちゃ始まりませんね!
すなわちユウキのプロポーズ、セカイの即断。
折角手繰り寄せた未来にコレが無いだなんて、たとえ神でも納得しないでしょう。



180p:復活!
⇒「……開いた口がふさがらなかった俺、ここでようやく復活!
いやぁ、良いフレーズ!
声に出して読みたい日本語。



187p:餃子は無いが、ビールはOK
⇒金麦をあけました



189p:九十九機関、ふむふむ……。
⇒バタフライエフェクトか、あるいは何者かに意図された擦り合せか……。
どちらに転がっても良いような心構えが必要だったので、すこーし休憩を挟みましたね。
休憩しながら考えた結果、バタフライエフェクトなら「再び始まる永遠のラブコメ」として、意図されたものなら「今度は皆で世界を、セカイを救おう!」として文句の付けようがないラブコメになると確信したので、読書再開。



199p:ですよね。お決まりをありがとう。
⇒まぁこっちですよね。直前に予想したうちの後者。
文章的には「挨拶中だから顔を上げられない」という外部的理由と、「声に聞き覚えがあり怖くて/嬉しくて/信じられなくて顔を上げられない」という内部的理由の2つが込められていて、それはそのままユウキの心が1つにまとまっていないことを表しているのかなぁ、と。

ドアを開け、挨拶を言い始める前に頭を下げる。
接客なら完全にアウトな一幕ですが(相手の目を見る!礼はその後!)、営業だとまた違ったりするんですかね……?



205p:「縁」
⇒文句の付けようがないラブコメなのに、愛ではなく縁であるという。
粋ですねぇ……。
この一文が無かったら家族愛や友愛なんかをシリーズの芯であるかのように感想書くところでしたが、確かに愛でもありますが縁という言葉もしっくり来ますね。
むしろ1人対1人ではなく5人揃っての奇跡であったことを考えると、愛という言葉に違和感を覚えるまであります。
ユウキとセカイが結ばれる理由は愛であっても、ふたりが出会ったのは縁を決して手放さなかったどこかの諦め悪い男の子の成果であり、女の子たちの遠回りなフォローのおかげ。
末永くお幸せに。



212p:俺たちの戦いはこれからだ
先生の次回作は既に手元に。




~memo~



そんなわけで本当に最終巻。
1巻ラストで衝撃を受けたことがはるか昔のことのようです。
色々なラブコメの形を見させていただいて、そのどれもが「文句の付けようがないラブコメ」で。
本っ当に面白かったです!!


セカイに良き未来があらんことを!




以上!



文句の付けようがないラブコメ 7 (ダッシュエックス文庫)
鈴木 大輔
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