どもー。
デスカイザーです。



12月31日、大晦日です!
今年も1年ありがとうございました!
来年もdeskyzerとデスカイザーのラノベ日誌を、よろしくお願いします!!

2017年最後の今日は「今年の感想、今年のうちに」ということで、まだ感想を書けていない3作品、それとこれから読む読み収め本1冊の計4冊分の感想を投稿する予定です!
終わるんでしょうか!分かりません!!

大晦日、勝手に感想チャレンジ、開幕です!



では1冊目。
当ブログ史上初の同人作品の感想です。

今日のラノベ!

観葉植物になって百合カップルのイチャラブ生活を見守る話

観葉植物になって百合カップルのイチャラブ生活を見守る話

著者:
みかみてれん

イラスト:ゆぞうに

レーベル:
みかみてれん


【あらすじ】


百合もの大好き女子高生、植田華はある日不慮の死を遂げる。だが目覚めた彼女は、妹の部屋にある観葉植物へと変わっていた! 小学生から大人になるまで、成長していく妹とその恋(百合)(尊い)を、植木鉢からじっと見守る、時に笑えて、時に切ない百合ラブストーリー!




感想:★★★★★


目が覚めたら体が縮んでいた高校生探偵がいるので、死んで観葉植物になる女子高校生がいても何らおかしくありませんとも。えぇ。



華の妹・葵ちゃんと、その友達の千晴ちゃんと泉美ちゃん。
3人の友情と親愛と友愛と愛情が生み出す、尊さに満ちた三角百合関係!

小学生編から始まり、中学生、高校生を経て最後は社会人エピローグ、完全勝利!
「ちょっと仲の良い女の子同士」から、「いつも考えちゃう存在」になり、「好き」に変わっていくその様をつぶさに見て取れることが、最大のポイントですよね!
約1名最初から百合に染まっている泉美ちゃんもいますが、彼女は彼女でその百合の想いを葵ちゃんにぶつけてしまって良いのか、千晴ちゃんに譲らなきゃいけないのでは、と思い悩んだり吹っ切れたり。
スタート地点がちょっとゴールに近かったからこその戸惑いです。
作品は作品、現実は現実という区別がしっかり付いていたことを褒めようと思いましたが、自分の友人を百合っぷるにしようとしていたような気もするので付いていないのかもしれないです。




あくまでも観葉植物視点なので能動的に動くことはできず、定点観察による成長記録なのでもどかしさはあります。
でもそのもどかしさが良いんです!
「おまじない」のちゅーで元気になった葵ちゃんが小学校に登校したとき、千晴ちゃんがどんな顔で出迎えるのかとか。
泉美ちゃんと葵ちゃんがあんなことやこんなことをした後に、葵ちゃん絶対泉美ちゃん見るたびに顔真っ赤にしつつ申し訳なさそうにしつつだろうなとか。
全ての状況を与えられるわけじゃないからこそ、妄想の余地が加わり、尊さが生まれる……。




最高でした……!
タイトルを初めて見た時は笑っちゃいましたが、内容は計算された百合の宝庫。

百合を見たときに間に入りたいとかいう男は爆発四散すべきだとは幾人もの百合神たちが口を揃えてきましたが、この作品は間に入りたい勢へのメッセージでもあります。

即ち、百合は見守るもの!




本日12/31、冬コミ3日目。
東5ホールポ47aにて、今シリーズ第2弾『飼い猫になって百合カップルのイチャラブ生活を見守るお話』が頒布されていると思いますので、もしコミケの暇つぶしにこの記事を読んだ方がいらっしゃいましたら足を運んでみてほしいです。
そこに百合があります。
勝手に宣伝おわり。




以上!




スポンサードリンク