今日のラノベ!
絶対にネタバレしない、という鋼の決意を感じる公式あらすじに敬礼
そしてそれに倣い、1巻に引き続きネタバレは……頑張ってしないように…………
1巻と連続で読んで大正解でした!
その理由はずばり、チェーホフの銃
1巻315pで羽玖が説明しているシーンもある言葉で、序盤に出てきた小道具が後々重要な小道具へと変わっていくことを表します。
で、まさにコレが2巻のテーマで、面白かったポイントでした!
皇、止水のクラスメイトとして登場したものの1巻ではあまり出番のなかった歌乃が今巻最大のキーパーソン。
ほかにもあれやこれやそれや……
1巻で放られた何気ない言葉、2巻序盤で出てくる何気ない世界設定。
それらが後に進むにつれて、1つのうねりとなってザバーッと押し寄せてくるのは快感でもあり恐怖でもあり。
だって、銃に気づけなければこの1冊の楽しみを1つ失ってしまうということなんですもん。
記憶と照らし合わせつつ記憶に刻みこむかのように読み、あっという間に読み切ってしまいました……!
こんなに前向きに集中して読んだのはいつ以来か、というくらい集中しました。
お約束要因・咲乃の204p以降のお約束じみたやり取りは、ある意味この作品のこれからを象徴しているのではないかと思いました。
最初に叙述トリックという爆弾を仕込んだ以上、残るは局所的な殲滅戦。
1つ1つ進めていきながらも、その過程は単純かつ迂遠で果てないものになるというか……
伝わるといいな……(努力の放棄)
あと今回、羽玖の「幼女さま」って感じのシーンがマシマシで最高でした!
ナイス平手打ち!!
多分1巻ではやりたくてもやれなかったんでしょうね、諸々の都合上。
ネテスハイム公・透華との繋がりも感じさせる威厳と聡明さで、でもたまに許容範囲を超える出来事があると取り乱す姿もあったり。
良いですねぇ……!
この感想は、前後左右を地雷とひよこに囲まれたうえでお届けしております。
踏み込んじゃいけないところと、踏み込みたくても踏み込めないところしかない……
果たしてJoker of Death と“ゼロ級守護者”とのバトルはどんな結末を迎えるのか。
今回の戦闘もだいぶメンタル持っていかれた感じありますが、次はもっと大変そうですよね……
覚悟は持っておいたほうが良さそう。
まだ登場していない「銃」はあったかしら……?
以上!
著者: | イラスト: | レーベル: |
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【あらすじ】 「お願いします!!」 校門で待ち構えていた咲乃は、目を潤ませながらノートを差し出した。名門・ケセド女学院の女生徒による告白イベントに周囲は色めき立つ。なにしろここは七F高――ネテスハイムでも最底辺の学校なのだから。咲乃は決めたのだ。もっと強くなると。だから“ゼロ級守護者”への弟子入りを決意したのだ。 そして再び天球儀が動き始める。不自然なほど低いランクの青銅ダンジョン。しかし、そこに集結したのは対抗勢力の大アルカナ、そして謎に包まれた最強最悪のJoker of Death ――かつてない強敵が羽玖を狙う。様々な思惑が複雑に交錯する天球儀ゲームの行方や、いかに!? |
感想:★★★★★
絶対にネタバレしない、という鋼の決意を感じる公式あらすじに敬礼
そしてそれに倣い、1巻に引き続きネタバレは……頑張ってしないように…………
1巻と連続で読んで大正解でした!
その理由はずばり、チェーホフの銃
1巻315pで羽玖が説明しているシーンもある言葉で、序盤に出てきた小道具が後々重要な小道具へと変わっていくことを表します。
で、まさにコレが2巻のテーマで、面白かったポイントでした!
皇、止水のクラスメイトとして登場したものの1巻ではあまり出番のなかった歌乃が今巻最大のキーパーソン。
ほかにもあれやこれやそれや……
1巻で放られた何気ない言葉、2巻序盤で出てくる何気ない世界設定。
それらが後に進むにつれて、1つのうねりとなってザバーッと押し寄せてくるのは快感でもあり恐怖でもあり。
だって、銃に気づけなければこの1冊の楽しみを1つ失ってしまうということなんですもん。
記憶と照らし合わせつつ記憶に刻みこむかのように読み、あっという間に読み切ってしまいました……!
こんなに前向きに集中して読んだのはいつ以来か、というくらい集中しました。
お約束要因・咲乃の204p以降のお約束じみたやり取りは、ある意味この作品のこれからを象徴しているのではないかと思いました。
最初に叙述トリックという爆弾を仕込んだ以上、残るは局所的な殲滅戦。
1つ1つ進めていきながらも、その過程は単純かつ迂遠で果てないものになるというか……
伝わるといいな……(努力の放棄)
あと今回、羽玖の「幼女さま」って感じのシーンがマシマシで最高でした!
ナイス平手打ち!!
多分1巻ではやりたくてもやれなかったんでしょうね、諸々の都合上。
ネテスハイム公・透華との繋がりも感じさせる威厳と聡明さで、でもたまに許容範囲を超える出来事があると取り乱す姿もあったり。
良いですねぇ……!
まとめ
この感想は、前後左右を地雷とひよこに囲まれたうえでお届けしております。
踏み込んじゃいけないところと、踏み込みたくても踏み込めないところしかない……
果たしてJoker of Death と“ゼロ級守護者”とのバトルはどんな結末を迎えるのか。
今回の戦闘もだいぶメンタル持っていかれた感じありますが、次はもっと大変そうですよね……
覚悟は持っておいたほうが良さそう。
まだ登場していない「銃」はあったかしら……?
以上!