カテゴリ:その他の文庫レーベル > スーパーダッシュ文庫

どもー。
デスカイザーです。


アニメイトブックフェアに備えて今月の新刊を買わないようにするためにアニメイト行ってなかったら、『落第騎士の英雄譚7』のアニメイト限定版を買いそびれるというね!
完全に忘れてた…。
売り切れだよ売り切れ…


それじゃ、今日のラノベ!




スーパーダッシュ文庫より
『アキカン!』です。


【あらすじ】

ファーストキスはメロンソーダの味!?ある日、大地カケルが飲もうとした缶ジュースが、突然女の子に!わがままなメロンソーダの「アキカン」・メロンのオーナーになってしまったカケル。学校に通いはじめたメロンの存在にカケルの幼なじみ・なじみの気持ちは複雑。さらに「アキカン」たちが戦いあう「アキカン・エレクト」がスタート!戦いたくないカケルを尻目に、メロンは戦闘意欲充填満タン!前代未飲のすっからかんラブコメ、開封。


感想:★★☆☆☆

友人から譲り受けた大量のラノベの中の一冊。
なんというか時代を感じた…



アニメ化もされてるのでそこそこ有名作…らしいですね。
その頃は全くアニメとかラノベとか興味無かったので全く知らなかったです…。


さて。

何に時代を感じたかって作風とか文章…というのもあるんだけど、もっとこの作品の根本のところなんですよ。
すなわち……


スチール缶に炭酸飲料!?


根底も根底だし、今では考えられないよ?
ていうか1巻発売の2007年時点でも既にほとんど無かったんじゃないかなぁ…。

あともうひとつ根本的なところに言いたいことがあるんだけどさ。
一応この作品のおそらくメインが「アキカン・エレクト」という戦いなんだけど、この戦いって国のお偉いさん主導で進められるアルミ缶とスチール缶のどちらを生き残らせどちらを廃止するか、みたいなもの。
…なのですが!
仮にも経済学部生なので突っ込まざるを得ないんだけど、アルミ缶とスチール缶ってどちらかを廃止しようと思ってできるものじゃないからね?
「炭酸はスチール缶で売られていない」というのがまさに典型例なんだけど、アルミ缶にはアルミ缶の、スチール缶にはスチール缶の役割があって、だからこそ共存してるんですよ。
炭酸をスチール缶に入れたら最悪爆発するからな?

作品の着地点が「お互いに長所がある」みたいなところだったとしても、受け入れるのに時間がかかる設定であることに間違いは無いと思います。



根本のところは以上。

といっても内容はなぁ…。
下ネタワード出てくる割にはエロいシーンが少なく、前述のとおり根底に疑問が尽きない。
そんななか颯爽と登場して主人公たちを追い詰めた挙句、あっさり腹をぶち抜かれて息絶えるぶど子…。
いやまじでぶど子は衝撃的だったわ…。
しかも生き返らないのな。
割とあっさり逝ったし缶だから修理したら…みたいな展開だと思ってたけどそんなことはなかった。

あとは…


百合な揺花さん最高!


しかもマジで魔女だとは…
この作品で一番惹かれる存在だよね。
空き缶全く関係ないけど。




とりあえず8巻まで譲り受けたので、少しずつ読んでいきたいです。
もしかしたらどんでん返しがあるかもしれないと信じて。



以上!
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おっすおっすー。
デスカイザーです。


つい5分前くらいに階段踏み外して脛強打したせいでテンション低いっす~。


俺、この更新が終わったらノブナガ・ザ・フールの続き見るんだ……





それでは、今日のラノベ!

六花の勇者 (六花の勇者シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)六花の勇者 (六花の勇者シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
(2011/08/25)
山形 石雄

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初スーパーダッシュ文庫じゃないかな?
『六花の勇者』です。


【あらすじ】

 闇の底から『魔神』が目覚めるとき、運命の神は六人の勇者を選び出し、世界を救う力を授ける。地上最強を自称する少年アドレットは、その六人、『六花の勇者』に選ばれ、魔神復活を阻止するため、戦いへ向かう。だが、約束の地に集った勇者は、なぜか七人いた。その直後、霧幻結界が作動し、七人全員が森に閉じ込められてしまう。七人のうち誰かひとりが敵であることに気づいた勇者たちは疑心暗鬼に陥る。そして、その嫌疑がまっさきにかかったのはアドレットで―。伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、堂々始動。


感想:★★★★★

 「このライトノベルがすごい!」で2年連続ランクイン作品で、書店員さまの評価も高いという期待たっぷりの本でした。

そして、その期待を裏切らない面白さでした!



主人公のアドレッド。
豊原の国のお姫様で《刃》の聖者・ナッシェタニア。
《火薬》の聖者のフレミー。
ナッシェタニアに仕えるゴルドフ。
《沼》の聖者・チャモ。
《山》の聖者・モーラ。
謎の怪しい男・ハンス。

本物の勇者は6人。
一人は敵が送り込んだ刺客。


結界を発動させたと周りに思われているアドレッドが、本当に発動させた人物=敵の刺客を推理していくお話です。


ちなみに自分は、最後の最後まで誰が刺客なのか当てることができませんでした……。
みんながみんな何かしらの怪しさを持ってるんだもん。


ある意味ミステリに近いけど、もちろんバトル要素も。
1巻だからそれぞれがどういう戦い方をするのかという紹介、という印象かな。
まだ本気の本気ではないはず。



現時点でのお気に入り人物はフレミーとハンスです。
フレミーは出会いの時点では誰に対しても心を開かない自己完結型の子だけど、アドレッドのアプローチを受けて徐々に会話が成立するようになってから最強。

ハンスは本職のせいか、他人と一定の距離を保つようなところがある不思議なやつ。
だからこそ信用に値すると判断した相手にはとっても頼もしい相棒として写るんじゃないかなー。




1巻の段階で既に衝撃のラストのあとの衝撃のエピローグだったんだけど、これがどう展開していくのか本当に楽しみ。

はやく2巻読みたいけど…。
優先したいのがほかにあるからまた今度かな?



以上!
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