デスカイザーのラノベ日誌

ライトノベルの感想を……綴るっ!

カテゴリ: HJ文庫

今日のラノベ!

100円ショップ店員が異世界トリップした結果。 (HJ文庫) 

HJ文庫より
『100円ショップ店員が異世界トリップした結果。』です。


【あらすじ】

100円ショップで働く高校生・譲原秋海は、店ごと異世界に転移してしまう。そこは可愛いエルフの魔法使いや獣人たちが存在し、魔王によって危機に瀕していた…。そこで、秋海は突然襲ってきたハエ型モンスターを「殺虫剤」で倒したり、王女に「カップラーメン」で喜ばれたりと大活躍!!異世界を100円グッズで成上がる、ワンコイン(税抜)ファンタジー!


感想:★★☆☆☆

駅前にある個人経営の100円ショップ「100(ワン・オー・オー)」
その家の兄妹が仲良く深夜にお店に駆り出されていたところ、お店ごと異世界トリップ!
「魔王」を倒すべく勇者を召喚した宮廷魔術師のエルフ・エリューシカから事情を聞き、さらには成り行きでハエ型モンスター・ベルゼブブを効果増進魔法を付与された殺虫剤で倒した秋海。
異世界のみんなからの期待を受けては頑なに拒むこともできず、かといってノリノリになることもできず…。

だからといって最後の最後までこの中途半端な、覚悟を持たずに成り行きに任せる秋海のスタイルが続くとは……
そういうスタイルがハマる話もあるにはあるけど、このお話に限っては面白さマイナス補正でした。
どうせだったら、妹のまつりみたいに「100円ショップの商品は万能だよ!」くらいの意気込みでやってくれたほうが、こっちも「おお!」ってなったのに…。

秋海が変に冷静だからこっちも読んでてすごく冷静に推理できちゃって、物語にのめり込みきれなかったのが残念。


あとユニコーンの使えなさが異常
「モンスターを追い払う力を持つんです!」と力説された割には、「モンスターを引き寄せるこの匂いはユニコーンがいても駄目なんです!」とか「強力なモンスターには効かない」とか。
完全に能力の発揮度が名前負けしちゃってるよこれ。
結局ユニコーンが素で役に立ったの1回だけじゃん……。


エピローグでまつりの友達が出てきて、さらにその友達含めて再び異世界トリップ!
最初に秋海たちを呼び寄せた時に「異世界召喚に必要な石はほとんど使い尽くしてしまいました」発言をして。
物語終盤で相当な額の財産であらゆるルートから石をかき集めてなんとか送還用の石を用意。
この時点でもうエリューシカのいる国には石がすっからかんなうえに、「あらゆるルート」を使ってなんとか集めたのに、まさかの再度召喚。
「勇者がくるまでは小隊を組んでやっとベルゼバブ一匹」という実力と、「石は魔物を倒した時にドロップ」という事実を踏まえると「どうやって石集めたよお前」状態。

ついでにツッコミたいんだけど、秋海たちが帰ってきた際に「異世界での5日=現実世界での数分」という時間の進み方の違いが明らかに。
仮に異世界での1日=現実での1分だとすると、現実で1日過ごすと向こうの世界で8年近く経過することに。
店をリフォームし、新たなバイト(=まつりの友達)を雇い……となるとエピローグ時点で本編終了から1ヶ月近く経ってるとおもうんですよね…。
大体異世界換算で240年くらい経ってるけど、それもうエルフのエリューシカ以外誰も知らない世界…

あっ。240年も経てばさっきの石の問題は解決できそうですね!!
それ以上の問題が立ちはだかった気がするけど!!



以上!



どもー。
デスカイザーです。


野球を題材にしたラノベってあんまり見ないなぁ、と思う今日このごろ。
ダッシュエックス(スーパーダッシュ)文庫に『後宮ベースボール』的な作品はあった気がするけど、それ以外は思いつかないや…
スポーツって文章じゃ描きづらいからね~…



んじゃ、今日のラノベ!

金属バットの女 (HJ文庫)

HJ文庫より
『金属バットの女』です。


【あらすじ】

5月のクソ暑い日、駅のホームで世界一可愛い娘と出会った。翌日、起きると家族が殺されていた。親父、かーちゃん、兄貴、妹、じじぃ。そんで、そこには金属バットを持ったあの娘が立っていた。そいつは『試験官』っていう世界を滅ぼす化け物から人類を救う女って話だ。「今日から一緒にくらすことにしたから」そしてその娘は確かにそう言った。


感想:★★★★☆



全く…
わけが分からないよっ!!!


読み終わっても何が起こっていたのか全く分からない…。


第9回HJ文庫大賞特別賞受賞作。

この作品を一言で言い表すなら、”狂気”

「物語はこういう構成であるべき」という固定観念に一石を投じるレールガンをブチ込んできてますね。

「怪物が出る」
「世界に唯一の救世主の美少女」
「救世主がなぜか惚れた主人公と強制的に同居」

こんだけレールが敷いてあって、なんで血みどろになっちゃうかなぁ!!


まぁ、血みどろになるのはしゃあなし。
そういう作品は多々あるし、むしろ好きなジャンルだから。



結末が釈然としなかった(以下重要なネタバレ)



物語の割と前半から主人公が考えていた「最後(=13番目)の怪物を倒したら世界と二人の日常はどうなるのか?」という問い。
「ありふれた結末なんてつまらない」と主人公が考え抜いた結果、大好きな彼女を殺そうとするけど、彼女の監視役であり姉である人物に止められ。
決定的に亀裂が入った人間関係から逃げ、最後は踏切の中で主人公が銃で自殺する、という終わり方。

もう少し主人公的にも世界的にも色々あったけど、大体こんな感じなんですが…


血みどろの世界観で、
”彼女を殺そう”という思考回路が、
テンプレブレイカーになり得るとでも??


むしろ、世界観をつかんで真っ先に想像する終わり方なんだけどな…。

そこまでの展開(というか世界観の常識とのかけ離れ方)から期待していただけに、ものすごい不完全燃焼。



なんというか、一般文学の”謎を大量に投下して全く回収せずに物語終わらせる系”に近いですね。
化物とは?彼女の力の正体とは?13番目は?
「読後の想像の余地」と「ピースがぴったりとはまった感覚での読了」は表裏一体とはいえ、作者の伝えたいことを読み解くのにえらい苦労する(うえに確証がもてないとかそういうレベルじゃなく全く分からない)ので、あんまり好きではないです…。
何年か前に芥川賞だか直木賞だかなんだか取った小山田さんの『穴』もこれ系だったから、読んでがっかりした記憶がある…。



期待どおり面白かったのは、冒頭の家族が殺されるところまで。
そこからあとは、ひたすら翻弄され続け、最後は遠心力ですっ飛ばされました。

誰かこの話の真髄を教えて…


以上!

どもー。
デスカイザーです。


あえて読書を捨て、ほかのやりたいことを消化してみた結果…!



終わらなかった!!


あと2日くらいあればなんとか…。
大学サボるか…



んじゃ、今日のラノベ!


VRMMOをカネの力で無双する6 (HJ文庫)
鰤/牙
ホビージャパン
2015-09-30


HJ文庫より
『VRMMOをカネの力で無双する6』です。


【あらすじ】

パチロー事件がいち段落つき、落ち着きを見せ始めたプレイヤーたちの目に飛び込んできたのは、我らが石蕗一朗が逮捕されたというニュースだった。再び大混乱の渦にぶち込まれたナロファンだが、同時にその裏ではゲーム自体の存続すら危ぶまれる事件が進行していて―。全てのゲーマーたちよ立ち上がれ!大人気課金バトルファンタジー第6巻!!


感想:★★★★★

感動の最終巻!


ローズマリーを中心とした事件は、まだ終わっていなかった…!


逮捕される御曹司
恋する人工知能
シスルVSポニー

御曹司を中心に数々の事件を巻き起こしてきたこのシリーズだけど、今回は今まで以上に規模がでかかった。
これまでの登場キャラ総出演。


あーもう!
なんかまとまらない!!

だって好きなんだもんこのシリーズ!
終わるの嫌だー!!!!



えーと、まず!

ローズマリーと対話するなかで、御曹司と桜子さんのブレない主従の絆が見えてきてなんか泣きそうになりました。
文庫だと2巻だったっけ?
桜子さんの誕生日を祝うところ。
ラノベだと「男女=恋」って邪推したくなるのが常なんだけど、あのシーン以降桜子さんと御曹司の間にはそういうのを挟んで見れないんですよね。
今回ローズマリーが桜子さんと御曹司の仲を疑ったのは、そのあたりの機微をまだ察せていない「人間に近づこうとしている人工知能の”人工知能らしい部分”」が見える部分だったのかなぁ、と。

そのおかげで、恋人のようにお互いを把握している主従っていう素晴らしい形がそこにあるんだ、ということを客観的に再認識できた気がします。

それと同時に、「桜子さんを雇った理由の三分の一は顔」という御曹司の発言にはびっくり。
……やっぱり御曹司も人の子なんだね(失礼)


人の子、といえば。
御曹司も怒るんだね(やっぱり失礼)





今巻はアイリス=杜若あいりの活躍もめざましかったですね。
一介の専修学校生にしかすぎないあいりが、

警察署にのりこみ、
シスルにのりこみ、
カマスの塩焼きを所望し、
Mizunoの社長を動かし、
ポニー社のCEOを札束でビンタ

惚れるわーー!!
さすが一部界隈で”鬼””魔王”と恐れられているだけある!!

えぇ、もう。ね。
彼女の成長がこのシリーズで一番楽しみだったといっても過言ではありません。
精神的な意味でも、人付き合い的な意味でも。


あぁ、もう、本当に寂しいな、おい。
『シーキューブ』以来だぞこんなに最終巻が面白くてつらいってのは。


ちょうど、この本を読む直前に友達と「物語の引き際はどうあるべきか」みたいな話をしてたんですよ。

「ラノベは1巻で綺麗に終わらせるから、本当のエンディングのときに1巻で使った”綺麗な終わり方”が使えず、結果としてグダることが多い」
「エロゲはラノベよりも人生観に強く関わるストーリーだから、最後はヒロインと結ばれてハッピーエンドっていう枠に従えば良い。ただしファンディスクが出るとラノベと同じ現象が起こる」
「ラノベは”本当の目的”を物語に設定することが、グダらないためには必要」

そんな感じの会話だったんですがね?

まぁ、なんという浅い会話だったのかと反省している次第であります。


こんな、こんな素晴らしい終わり方があるじゃない!


登場キャラが多いのにその全てを生かしきり、
主人公はまったく考えがブレず、
伏線を回収しきって、
そのうえで読者が将来を想像する余地をもたせ、
決め台詞で幕を閉じる。


何回見返しても最後の1ページとイラストだけでも胸がつまる思いです。


嫌だよぉ…
終わってほしくないよぉ……

でもこれでよかったとも思えるんだよもう…!




いつも以上に心のうちをそのまま書きおこしたのでだいぶ見苦しい文章となってしまい申し訳ありません!
ですが、まぁ、「自分の読書記録」というのもこのブログの趣旨のひとつなので平にご容赦を。

本当はキャラクター一人一人に対して語りたいことがあるのですが。
さすがに時間がかかりすぎるのでここら辺で終わりたいと思います。



ウェブ版、読むぞー!!!!!!!




以上!

どもー。
デスカイザーです。


例の完全閉店間際のブックオフでまた買ってしまいました。
28冊ほど…。
「108円の本、4冊で108円」
って言われたらもう行くしかないじゃない?
バイト終わりに友達からお金借りて行きましたよ!!

前々から気になってた『けんぷファー』が全巻揃ってたので迷わず購入。
あとは『電波女と青春男』『ポリフォニカ(紅)』などなど。
帰りの自転車が尋常じゃなくしんどかったけど、良い買い物でした。


問:置く場所
答:ナンセンス。大事なのは置き場所じゃなくてその時欲しいと思えたか、じゃないかな?



ってことで、今日のラノベ!


VRMMOをカネの力で無双する5 (HJ文庫)
鰤/牙
ホビージャパン
2015-05-29



HJ文庫より
『VRMMOをカネの力で無双する5』です。


【あらすじ】

アカウントハックによりアバターを奪われた一朗は事態の収拾を図るため、キングや明日葉とともにアメリカへと飛び立った。留守を任された桜子は、イチローのアカウントで暴れまわる犯人を止めるために、ナロファンのトッププレイヤーたちに協力を求めることに。そして、彼女は主の名誉を護る為、禁断の力に手を染めるのであった―。


感想:★★★★★

世良はやっぱり女の子だった!!
ぼく、信じてた!


垢ハックされてしまった御曹司。
ナロファン内最強のアカウントだけあって、その混乱はトッププレイヤー全体を巻き込むのに…。
……いやマツナガがいれば大抵のことはいつものトッププレイヤー陣の知るものになるんだけど。

ま、マツナガはさておき。
RMT目的でもなく、執拗に誰かをキルするわけでもなく。
しかもアカウント情報の抜き取りはどうも本社の内部で行われたらしく…?

と、勿体付けてはいるものの御曹司は割とすぐに犯人の目星が付いたようで。
デスカイザーも(御曹司には劣るものの)結構早い段階で分かりました!
なので、「誰が犯人なのか」よりも「なぜそんなことをしたのか」をじっくり考えながら読んでました。
そしてその”理由”だからこそ、世良が重要なんですね!
かつて、そして今もなお御曹司を「必ず倒す相手」として認識している世良ことキングキリヒトも、アプローチは違えど同じような考え方で。
彼女との対話は犯人さんには貴重なアドバイスだったことでしょう。

いや、にしても犯人さん可愛かった…!



さてさて。
イチローを動かしてないからいつもより抑え目な御曹司に反比例してはじけていましたアイリスブランドのお二人。
主人から預かった”凡人に使わせると精神に異常をきたす”効果をもつ「プラチナカード」で、庶民としての感覚を捨て暗黒課金卿として覚醒したキルシュさんこと桜子さん。
パチローへの効果的な「罵倒の言葉」というびみょ~~なところに才能を見出され、見る者聞く者に物理的精神ダメージを与えるアイリス。

イチローが居たら居たで騒動に事欠かないけど、イチローのいないところでイチロー絡みの騒動が起きたときの収拾のつかなさには恐ろしいものがある…。
最後にはちゃんとやってきて良いところを持っていくんだけど、そこまでの過程が…。
そして大体割を食うのはアイリスという…。
そういえばアイリスVSネムのときもアイリスが悪名を轟かせ、キルシュさんがいろんな意味で必死になり、最後は御曹司が乱入してくる、って感じだったっけ。

頑張れ、アイリス。



桜子さんは暗黒課金卿を脱することができるのか。
あと今回出番なかった(というか設定うろ覚えな)桜子さんのサブ垢の活躍に次回は期待。



1人1秒は持たせて欲しかったな…。
頑張れザ・キリヒツ。




以上!

早速今日のラノベ!

強欲な僕とグリモワール (HJ文庫)
北國ばらっど
ホビージャパン
2014-12-27



HJ文庫より
『強欲な僕とグリモワール』です。


【あらすじ】

己の欲望に忠実な高校生・光橋誠二はある日、祖父が遺した魔導書から強欲の悪魔・マモンを招喚した。さらに、誠二の魂を賭けた願い「女の子のおっぱいを揉みたい―」を叶え損ねたマモンを、“契約”ではなく“使役”できることに!?喰って、寝て、エロいことがしたい!欲塗れな男とへたれかわいい悪魔による、やりたい放題な世界征服が始まる!第8回HJ文庫大賞銀賞受賞作。


感想:★★★☆☆

いやー、まさか修道女先生が天使だとは思わなかったわー(棒)


第8回HJ文庫大賞〈銀賞〉受賞作!

祖父の英才教育のおかげで自分の欲望に素直に生きることを最良とする誠二が、おっぱいを揉むために頑張るお話。
……間違ったことは言っていないはず…!
ぺったん娘の胸を触ることを「揉む」とは言わないっていうのは至言ですわ。
そんなしょうもない理由で使役させられるマモンさん、不憫すぎる…


誠二の価値観がすごくはっきりしていて、それに当てはまらない自分の行動を素直に反省できるところに好感。
目標となる人がいて、その人のように生きることを大切にする。
その結果が「宇宙を我が手に!」なのは……まぁいいか。



短めですが。

以上!

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